限定合理性ってどういうこと?

前回、正しい決断がするには
正しい情報が必要だ!

というお話をしました。

決断に必要なものとは?

正しい情報がないのに
正しい決断はできないと・・・

 

 

 

 

 

 

 

だから、
仕事を任せるのであれば、
仕事で判断できるだけの情報を
与えなければならない…

これを社員さんのほうから言うと・・・

情報も教えてもらっていないのに
責任のある仕事なんてできない!

みたいな話になります。

 

 

 

 

 

 

 

これはこれで、その通りなのですが、
現実の世界ではそうともいえません。

なぜならば、
そもそも必要な情報を全て手に入れる
ことなんてできないからです。

 

 

 

 

 

 

 

人は限られた情報の中で
判断するしかないのです。

どういうことか?

 

 

 

 

 

 

 

例えば
自分に似合う洋服を探そう!
となった時に
世の中にある洋服を全て
試着できるわけではありません。

限られた時間の中で、
限られたお店で
限られた洋服を試着するしかないのです。

 

 

 

 

 

 

 

すごい当たり前の話ですが、
こういうことを考えることなく、
人はこれがベストだと考えます。

人の合理性は完全ではなく限定的でしかない・・・

これが「限定合理性」という考え方です。

 

 

 

 

 

 

 

別の言い方をすると、
ルービックキューブです。

 

 

 

 

 

 

 

ルービックキューブを見るときに
人はどう頑張っても、
三面しかみることが出来ません。

自分には常に見えない面がある・・・

自分は合理的に判断したつもりでも
実はそうではない・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり、人は
不完全な状態で決断をせざるを得ないのです。

何かを決めるという場合に、
完璧に判断するということができないのです。

だから、とりあえず、決めてやってみる!
ということが必要なのです。

 

 

 

 

 

 

 

決断は勇気であり一度、決めたことは
最後までやりきらないといけません。

そうしないと、上手く行かない場合に
何がまずかったのが分からないからです。

 

 

 

 

 

 

 

これは、1人でやる分には比較的
簡単にできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、チームで決断する場合に
著しく困難になります。

チームで決断する場合に
複数の選択肢があります。

そのうちの1つを実行するわけですが、
それが、必ず、自分にとってベストに
思えないことがあると思います。

自分がベストに思えない選択肢を
全力でやることは難しいです。

 

 

 

 

 

 

 

でも、ここを全力でやれるかどうか?
がチームとしてのだと思うのです。

決まるまでは、どんなに反対しても、
決まったからには、全力でやる。

そのために必要な考え方が
「限定合理性」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

つまり、
自分が絶対「それは違う!」と思っても
そうでないかもしれないと思えることが
まずはやってみるというになると思うのです。

今回のは、ちょっと、難しかったですね!

上手く書けたどうか・・・(笑)

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