自分の「強み」も「弱み」も笑い飛ばせ!

前回に引き続き
チームビルディングの進め方について
お話をしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

チームビルディングとは
「グループ」を「チーム」に変える技術です。

タックマンモデルを人工的に引き起こすことで
「谷」をくぐり、成果を得るという経験を経て
「グループ」が「チーム」へと変わっていきます。

 

その「谷」をくぐるのに必要なものは、
「自己開示」と「ビジョン」だ
というお話をしました。

そして、「自己開示」とは、
「強み」と「弱み」をさらけ出すことで、

「強み」と「弱み」を自覚するツールとして
「効き脳」を活用しているというところまで、
お話したと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は
「効き脳」を活用した
「自己開示」について
お話をしたいと思います。

 

 

「効き脳」診断のよいところは、
優劣がつかないという点です。

これは、私の「効き脳」ですが、
ABCDの4つの数字を足すと
合計200になります。

 

 

 

 

 

 

 

これは誰がやっても200です。

優劣がつかないので、誰も傷つかず、
診断結果をメンバーでシェアできます。

私の「効き脳」はAとCです。

実は「効き」は1つとは限らないのです。

 

 

 

 

 

 

 

「効き」が3つの人もいます。

私の診断結果はAとC。

分かりやすく言うと・・・

 

理屈っぽくて、人なつっこい・・・

 

優しそうだったのに、

 

 

 

 

 

急にスイッチが入ったように、
難しいことを言い出したり・・・

 

 

 

 

 

ようは・・・

結構、面倒くさい(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、悪い面だけではありません。

聞き手の理解度をを感じながら、
難しいことを解きほぐして
わかりやく説明することができます。

 

 

 

 

 

 

 

私のことを知っている方なら
思わず「そう!そう!」と
思ったのではないでしょうか?

これが「自己開示」です。

 

 

 

 

 

 

 

自分の「強み」も「弱み」も
笑いながらオープンに話せるのが大事です。

私は、この「自己開示」を
「ゲーム」をやりながら行います。

「ゲーム」は20分ぐらいでできる
カードを使ったゲームです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゲーム」の中には、普段の自分が現れます。

その自分を「効き脳」の結果とともに
振り返ってもらいます。

これを職場のメンバーでやると、
楽しみながら、
「強み」と「弱み」を自己開示ができます。

楽しくないと学べない!というのが、
私が大切にしていることです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「強み」と「弱み」は表裏一体です。

良い面もあれば、悪い面もあります。

完璧な人などいません。

効き脳の4つの要素は、どれも大切なものです。

一人で全部の要素を持つことはできません。

合計200点なので、どこかの点数が増えれば、
他の点数が下がります。

 

 

 

 

 

 

 

マネジメントの父と言われた
ピータードラッカーは、

 

 

 

 

 

 

 

 

マネジメントを

「組織を構成する人が、
その人の強みを活かして成果を上げ、
自己を実現し、
弱みを無力化するように組織を運営する方法」

と言っています。

私は、チームビルディングの技術によって
これを実現したいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の「効き脳」を知り、
仲間の「効き脳」を知ることで、
仲間が
自分の弱みを無力化してくるパートナー
だと思えたら、相手の見方が変わります。

 

これは夫婦でも同じです。

次の図は、私と私の妻の「効き脳」を重ねたものです。

 

差があるところが、お互いの違和感を感じるところです。

B(計画)のところに差がありますね!

その通りで、妻は、私の計画性のなさに、
いつもイライラしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、妻から計画性のなさを言われると
「イラっ!」とします。

 

 

 

 

 

 

 

なぜなら、図星だからです。

人は人から言われることが嫌いです。

しかし、
妻が計画のことを言ってくれるおかげで、
私は計画が立てられることで、
事前のバタバタを回避できます。

妻は私の足りない部分を
補ってくれているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

こういうことが分かっている相手なら、
多少、言い争いになっても、
一歩踏み込んだ話をしても
上手くいきそうな感じがしませんか?

「谷」に入る前に、「自己開示」をしておく
というのは、お互いの信頼関係を高めるために
必要なことのです。

これで、「谷」に向かう準備が整いました。

 

 

 

 

 

 

 

でも、あと1つ、必要なものがありました。

それは「ビジョン」です。

次回は、「ビジョン」についてお話したいと思います。

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