共感できる「ビジョン」を作る

「ビジョン」があるから「谷」をくぐれる!
という話をしました。

 

だから、
「ビジョン」を共有するということが
すごく大切なことです。

それは、「高校野球」をイメージすれば
分かりやすいと思います。

 

 

 

 

 

「甲子園でプレーする」という「ビジョン」
を掲げているから

いい加減なプレーに対しては、
厳しいことも言うでしょうし、

良いプレーができるように、
仲間に踏み込んだアドバイスも
すると思います。

 

 

 

 

 

イメージできますよね!

では、会社ではどうでしょうか?

う~ん できない・・・

 

 

 

 

 

 

 

なぜでしょうか?

それは「甲子園でプレーをする」は
高校球児の「夢」=「ビジョン」
であるのに対し、

会社の「ビジョン」は
みんなの「ビジョン」でないからです。

 

 

 

 

 

 

 

正直
会社の「ビジョン」を達成しようなんて、
本気で思っていないからです。

とりあえず「ビジョン」があればよいと考えて
社員を巻き込まずに「ビジョン」をつくると
こういうことが起きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に大切なのは、社員と一緒になって
みんなで達成したい「ビジョン」を
作り上げることです。

これって、簡単に言いますが、
すごく難しいことです。

 

 

 

 

 

 

 

なぜならば、個人がやりたいことと
会社が実現したいと思っていることは
一致しないからです。

唯一、一致しているのは、誰でしょう?

 

 

 

 

 

 

 

社長だけです。

だから、
社長のモティベーションは高いのです!

それが分かっていないと
なんで社員のモティベーションが低いんだ!
という話になる・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

チームビルディング的に「ビジョン」を
作る場合には、
社員を巻き込む「ビジョン」を作らなければ、
チームビルディングは機能しません。

会社のメンバーでどんな未来を作るのか?

経営者と社員が一緒になって
作り上げる必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星野リゾートの星野社長が、
NHKのプロフェッショナルの中で
こう言っています。

 

 

 

 

 

 

 

「共感を呼ぶことが非常に大切」

経営不振に陥った旅館です。

そんな旅館の社員がやりたいことは何か?と
徹底的に引き出した上で決めていく。

本当は、星野さんの頭の中に
「答え」はあるのだと思います。

しかし、データをそろえ、
社員の思考のスピードに合わせて、
社員と一緒に答えを導く・・・

 

 

 

 

 

 

 

社員が決める

自分たちで決めるので共感することができる。

星野社長は最後にこう言っています。

「任せれば、人は自分で考え、楽しみ、動き出す」

番組そのものは、10年前です。

 

 

 

 

 

 

 

10年前なら、こんなことできるわけないでしょ!
という話だったと思います。

しかし、星野リゾートは10年間、
このスタイルを貫いています。

私は時代が変わったのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星野リゾートのスタイルが
今の時代のマネジメントの「答え」
なのだと思います。

社員に共感される「ビジョン」を作る!

 

 

 

 

 

 

 

 

ポイントとなるのは、
「コミュニケーション」です。

「効き脳」も「ゲーム」も「質問」も
全て「コミュニケーション」のために
やっているのです。

 

 

 

 

 

 

 

チームビルディングを通して、いかにして、
メンバーが共感できる「場」を作るか?

次回は、実際のコンサルティングの手法について
お話したいと思います。

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