犯人探しに疲れたら・・・

ある会社の幹部の方と
お話をしている時に
こんな話になりました。

「もう〜犯人探しにつかれました」

何か会社で問題になると
すぐに犯人探しが
始まります。

誰が、これをしたのか?

誰が、指示したのか?

誰が、確認したのか?

確かに
責任が曖昧なのは問題です。

しかし、大事なのは問題が
解決することです。

では、どうしたら問題が
解決するのでしょうか?

私はお客様から
相談を受ける時に

氷山モデルを
頭に思い浮かべながら
話を聞きます。

「できごと」
「パターン」
「構造」
「メンタルモデル」
の4層からなっています。

相談内容のほとんどは、
「できごと」です。

まず、考えるのは、
その「できごと」と
同じようなことが
起こっていないか?
ということです。

 

話しをしていくと
「いつもこうなんです。」
「いつも同じようなことになります。」
みたいな話になれば、
それが「パターン」です。

そうすると、
その「パターン」を
生み出している「構造」が
あるはずです。

ここら辺で、
具体的に話した方が
よいと思います。

「新しく入社した社員が
会社を辞めたいと言っている」
という悩みがあったとします。

話をきいていくと
「入社して半年ぐらい経った頃
辞めたいと思った経験がある」
という人が多いということが
わかりました。

これが「パターン」です。

そこで、
そう思ったことがある人に
話を聞いてみると…

業務がマニュアル化されて
いないので、
人によって言うことが
違っていて、
誰を信じたらよいのか?
分からず、
安心して仕事ができない

という「構造」が見えてきます。

その「構造」が
見えてきたところで、
その元にある考え方を探って
いきます…

そもそも、なぜ?
マニュアルを作らないのですか?

そうすると、
「マニュアルを作っても、
やり方がすぐに変わってしまう」
と言う答えが返ってきます。

さらに深掘ります!
そもそも、なぜ?
やり方が変わるんですか?

なんとなく、
「こっちの方が早いかな?
みたいになって…」

なんで、
なんとなく仕事して
いるんですか?

チーン!

みたいな…

これが「メンタルモデル」です。

阿吽の呼吸で仕事できる
ことは素晴らしいことです。

でも、
阿吽の呼吸で
仕事をしていると、
マニュアル化できず、
この仕事のやり方に慣れるまで
新たな社員さんは苦労する…

結果、新たな社員が
自信を失いモティベーションが下がる

ということが分かりました。

で、ここからどうするか?です。

阿吽の呼吸で仕事をする
というメンタルモデルを
変える必要があります。

では、
どうやって変えるのか?
というと、
人はやりながらでないと
変われません。

阿吽の呼吸で仕事しがちに
なることを意識しながら、
マニュアル化するなど
業務を標準化していくと
いうことをやっていくしか
ありません。

なんか難しく
なってしまいましたね!

もし、問題を解決したいと思ったら、
「メンタルモデル」が何なのか?
考えてみてくださいね!

今日も最後まで読んでいただいて、
ありがとうございます。

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