大事なことは外にある

昨日は、お客様の会社の社長さんと
周辺視目視検査法のセミナーを
やりました。

 

周辺視目視検査法?

 

工場で製品の検査をするときに
目で見ます。

 

そのときに、1つ1つ、
ちゃんと出来ているかな?と
見るのが普通だと思います。

 

そうではなくて、
全体を、瞬間的に見て
検査する方法のことです。

 

そんな話ができるんですか?
と思われると思います。

 

当然、話せません。

 

 

だって、昨日のセミナー中だって、
「周辺視目視検査法」って
ちゃんと言えてなかったですから・・・

 

そんなんで大丈夫なんですか?

 

正直、やばいと思っていました。

 

 

主催者側としても
「周辺視目視検査法」を知らない人が
セミナーで話をするのは、
乗る気でないのは、明らかでした。

 

でも、
一緒に話す社長さんが、
「瀧田さんと一緒に話さないのであれば
私は話ません!」
とまでおっしゃっていただき、
やることになりました。

 

しかし、どうやって話すかな?

 

『周辺視目視検査法』を調べていくと
なかなか面白いことが分かってきました。

 

 

通常の1つ1つ見る検査の方法を
「中心視目視検査法」と言います。

 

1つ1つ焦点を合わせて、
不良品がないか?を探します。

 

検査にはこの方法が一番よいように
思います。

 

というというか、
この方法しか思い浮かびません。

 

しかし、問題があります。

 

「疲れる」ということです。

 

1日8時間検査をしなければなりません。

 

1日8時間、
1つ1つ製品に焦点を合わせると
当然、疲れます。

 

脳は疲労すると、自動的に
外界と回路を切断するそうです。

 

いわゆるオーバーヒートから
身を守るためだそうです。

 

これを「ブロッキン グ現象」といって、
これが見逃しの原因となるそうです。

 

 

これに対して、周辺視目視検査法は
その逆です。

 

焦点を合わさずに、視野全体で探す感じです。

 

そんなんで検査になるの?と
思われるかもしれません。

 

私もそう思いました。

 

しかし、蚊を探すときにどうしますか?

 

全体をみて、へんな動きをとらえますよね!

 

まさに、そんな感じだそうです。

 

不良品を探すのではなくて、
良品の中にある違和感に気付く感じだ
そうです。

 

この話を聴いたときになるほど~と
思いました。

 

 

このお話は、問題解決の手法に似ています。

 

問題を解決せずに問題を解決する
ということです。

 

人は、問題を解決しようとすると、
その問題ばかりに意識を向けます。

 

しかし、上手く行っていないから、
問題なわけで、
その問題の中には解決方法は
ありません。

 

 

例えば、
問題社員と言われる社員さん
がいるとします。

 

確かに、この社員さんには
問題があります。

 

でも、
社員さんを変えることは
出来ません。

 

人は変えられません。

 

では、どうしたらよいのか?

 

周りのかかわり方を変えていく
ことです。

 

彼の立場に立って、
環境を変えることです。

 

そうすると、
問題が解決することがあります。

 

 

つまり、
問題を解決するのではなく、
そのまわりから解決をしていく
ということです。

 

そうすると、
問題が自然と解決します。

 

これをポジティブアプローチと言います。

 

どこに問題があるのか?では
ありません。

 

どうなったら良いのか?が
出発点です。

 

まさに、
不良品を探す
「中心視目視検査法」と
良品から違和感を探る
「周辺視目視検査法」ですね!

 

こんな話をする人もいないようで、
皆さんから喜んでいただけました。

 

素人だからこそ、話せる話だと思います。

 

まさに、
専門家が役に立たない時代
がやってきた!

 

そんな感じです。

 

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