私の仕事はありませんという仕事は誰の仕事?

先日、お客様の会議に
同席している時に
こんなやりとりがありました。

 

「〇〇ができてないのは、
経理部として問題じゃないですか?」

 

「いやいや、そもそも、
営業部が数字を出してこないから
できないんです!」

 

こんな感じで
話がこじれています。

 

 

しばらくすると、
話し合いが膠着状態になります。

 

こんな時は、
質問を投げかけます。

問「この仕事、
やらないとどうなるんですか?」

答『直接は困りません。』

問「直接ってどういう意味なんですか?」

答『それは、巡り巡って困ると
いう意味です。』

問「じゃぁ、困るんですか?」

答『巡り巡って困ります。』

問「このままでいいんですか?」

答『ダメです。』

問「どうなったらいいんですか?」

答『でも、うちがそこまで
やらないといけないんですか?』

問「じゃぁ、役割の決まっていない
仕事は誰がやるんですか?」

答『どうしたらいいですか?』

・・・
外部環境が変わったり、
人の異動があったりしたら
誰の仕事でもない仕事が
発生します。

 

どうしたらいいのでしょうか?

 

それは・・・

話し合うしかありません。

 

 

この時に
ハッキリ言うことが
必要です。

 

あっいやいや、

思ったことを
ぶちまけるのでは
ありません。

 

 

どういう風になったら、
問題が解決したといえるのか?
をハッキリさせる
ということです。

 

つまり、
共通のビジョンをもつ
ということです。

 

ビジョンというと
難しく聞こえるかも
しれません。

 

簡単に言えば、
上手くいっている
イメージです。

 

 

どういう状態が
上手くいっている
イメージがなのか?

 

これを話し合うことです。

 

イメージが共有できれば、
自分がどう動けばよいか?
が分かります。

 

最初から
何をしなきゃいけないか?
を考えるから、
計算が働くのです。

 

 

で、
上手くいくイメージがないと
声の大きい人が
誰がやるか?
を決めてしまいます。

 

 

しかし、
上手くイメージが湧いていると
やるべき人がやることに
なります。

 

結局、やらないといくない
わけですが、
上手くいくイメージがあるので、
しょうがないけどやりますか!
ってなります。

 

この
しょうがないけどやりますか!
となる組織が、強い組織だと思います。

 

このことは、
また、別の機会に書きたいと思います。

 

今日は、こんな感じです。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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