くっついたら離れません!

昨日は、お客様の会社の
事業発展計画書発表会に
参加してきました。

 

エースボンド株式会社
https://acebond.jp/

 

車のフロントガラスを車体にくっつける
ボンドを販売している会社です。

実は、車種によってボンドの種類や
塗り方が違います。

ボンドの種類や塗り方を間違えると
水漏れが起こります。

そのノウハウをお持ちの会社です。

 

社長さんとは、
もともと面識があったのですが、
私のブログがキッカケになって
お付き合いが始まりました。

 

チームビルディングの考え方に
強く共感され、
今期から、計画書に
チームビルディングを
取り入れていただきました。

 

 

そのため、
今月も含めて、3ヶ月間で、
チームビルディングの研修を
させていただきました。

 

私がお伝えしたのは、
メンバーの「強み」と「弱み」
が何であるのか?

どのようにして、
それを活かし、補い合うか?
です。

 

社長さんも含めて4人の会社です。

 

少数先鋭でいかに成果を出すか?
を考えた時に、
一人一人の持っている「強み」を
最大限に活用しなけければ
なりません。

 

しかし、難しいのは、
それぞれのメンバーが、
「強み」を活かせる仕事ばかりを
できるわけではないということです。

 

人数が少ないので、
苦手な仕事もしなければ、
なりません。

 

 

この会社さんの素晴らしい
ところは、
嫌なことを嫌と言える
ところです。

 

普通は言えません。

 

「仕事なんだから、
嫌なことでもなんでもやれ!」
というのが普通です。

 

そして、怒られたくないから、
納得しないまま、仕事をします。

 

結局、やらされ感満載で
仕事するので、結果は出ません。

 

でも、この会社は
ボンドを売っている会社です。

 

くっついたら離れません!

 

嫌と言われてからが勝負です。

 

 

人と人は違うということが
根付いているので、
そもそも見えているゴールが
違うということが
分かっています。

 

だから、
そのゴールを明確に
するために話し合います。

 

お互いの思い違いを
一つ一つ修正していく感じです。

 

そして、最終的には、
「それならば、できます!」
という話になるまで
話し合います。

 

 

嫌だと言える関係性が
真のコミットを引き出すのです。

 

嫌だと言わなければ、
その人に仕事をお願いする
「想い」や「狙い」について、
話し合う機会がないと思います。

 

嫌だというから、
とことん話し合うんです。

 

普通の会社は、嫌だ!というのを
封じ込めてしまうのです。

 

でも、この会社は、
そこをごまかさない強さが
あります。

 

 

それは、人を人として
見ているからです。

 

言われたとおりにすればいい
というのは、人をモノとして
見ている考え方です。

 

社員さんも
人を人として見てもらっていることが
分かるから、
よし!やろう!と思うのです。

 

 

今回の事業発展計画書発表会で
講演をされた
日本経営合理化協会の
理事長 牟田太陽さんの
お話もすごく素敵でした。

 

経営者がいかに社員さんを
大切に思っているか?
というお話でした。

 

思わず、涙が流れました。

 

そういう経営者の姿をみて、
社員さんもこの会社で一生働こう!
と思うのです。

 

この会社の社訓は
「人と人、物と物とを繋ぎ合う、
エースボンドは永遠に栄えん」

まさに、社訓通りの
事業発展計画書発表会でした。

 

これからどんな成果が生まれるか?
楽しみにしています。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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