なぜ、ムチャぶりが人を育てるのか?

先日、
管理職の方と
面談をしました。

 

自分の仕事が一杯あるのに
部下に仕事を任せられない
という悩みを抱えていました。

 

 

 

もう少し話を聞くと、
自分もずいぶん
ムチャぶりをされて、
苦労したので、
部下には同じ思いをさせたくない!
ということでした。

 

分かる気がします。

 

私もずいぶん
ムチャぶりをされて、
嫌な気持ちになりました。

 

 

でも、
それで仕事を覚えた
ところもあります。

 

では、なぜ、
ムチャぶりが人を育てる
のでしょうか?

 

人ができるようになるには
ステップがあります。

 

 

誰でも、最初は、
知らない仕事をするんです。

 

仕事をしながら、
知って、分かって、
できるようになるんです。

 

一番力がつくのは
やり方が分からない仕事を
することです。

 

やり方が分からない仕事を
する時は、
自分の「強み」を使います。

 

無意識にできることが
「強み」ですから、
やり方が分からないような
仕事をする時は
「強み」が出ます。

 

この「強み」を使うことが
成長につながります。

 

なぜなら、「強み」に関しては
人より上手くできるからです。

 

 

人より上手くできれば、
モティベーションも上がるし、
自信もつきます。

 

人の「強み」は
それぞれ違います。

 

上司と部下の「強み」も
違います。

 

そのため、
「強み」を活かした
仕事の仕方も違います。

 

ということは、
上司が難しいと感じる
仕事が、部下にとって
難しいとは限りません。

 

つまり、ムチャぶりだと
思っているのは、
上司だけかもしれない
ということです。

 

 

だから、まず、
やらせてみることが大切です。

 

その時、気をつけることは
やり方は任せるということです。

 

「強み」が違えば、
仕事のやり方も違います。

 

部下が自分の「強み」を活かした
仕事のやり方を見つけるの
を手助けすることです。

 

そのために必要なことは
ゴールを明確にすること
です。

 

やり方を教えるのではなく、
どうなることがゴールなのか?
をはっきり伝えることが
大事です。

 

 

あとは時間です。

 

仕事ですから、いつまでも
時間をかけて良いわけでは
ありません。

 

時間によっては
任せられないことも
あると思います。

 

その時は、
上司がやる場合も
あると思います。

 

いづれにしても、
すぐにできるとは限りません。

 

何度となく任せながら、
自分なりのやり方を見つけて
できるようになってもらう
しかないのです。

 

 

自分のできるやり方でないと
仕事はできるようには
なりません。

 

ムチャをしないと
「強み」が活かされることも
ないのです。

 

そういう意図で
ムチャぶりすることは
必要だと思います。

 

ムチャぶりって、
良い意味で使われることが
少ないように思います。

 

しかし、良いか悪いかは、
結局のところ、
人を育ている意図があるか?
ないか?
だと思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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