価値観の違う人と話す時に、注意すべきこと

先日、労働組合と
団体交渉をしました。

 

団体交渉とは、
労働組合の要求について、
会社と労働組合とで
話し合うことです。

 

細かなことはできないので、
ほとんどの社労士業務は
できないのですが、
団体交渉だけはやっています。

 

なぜかと言うと、
労働組合との団体交渉の場こそ
人と人が違うということが
必要とされる場だからです。

 

 

細かなことは書けませんが、
今日のテーマは
価値観の違う人とどう話すか?です。

 

色々な労働組合があると
思いますが、
私に相談がくるのは、
「経営者は敵だ!」と思い込んで
いる労働組合です。
(そうでない労働組合もあります)

 

そうなると、
そもそも、価値観が違うので、
どんなに話しても
分かり合うことはできません。

 

こんな時は、どうしたら
よいのでしょうか?

 

 

それは、
相手を「観る」ことです。

 

人間関係の破壊は
相手を観ないことから
始まります。

 

 

このプロセスをU理論と言います。

 

 

人と人は違います。

相手を理解できないかも
しれない…

自分の思考や欲求で考えても、
分からないかもしれない…

 

でも、相手を知ろうとする
ことはできます

 

ここで知ろうとしないと

「観ない」

「感知しない」
何を考えているのか?
理解不能

「不在化・傲慢」
相手がおかしいんだ!

「自己欺瞞」
私は間違っていない!

「棄てる」
もう話しても無駄!

「破壊」
もう、話さない!

となります。

 

正直、この流れの方が楽です。

 

しかし、それでは、
人間関係の破壊が待っている
だけです。

 

ここは、なんとしても
このプロセスに乗るわけには
いきません。

 

 

だから、ここで
あきらめずに、
相手を知ろうとします。

 

すると、別のプロセスが
見えてきます。

 

「観る」
この人は何を考えている
のだろう?

「感じ取る」
私がこの人だったら、
どう感じるんだろう?

「プレゼンシング」
ひょっとしたら、こんな風に
考えているかもしれない。

「結晶化」
こんな方向で考えれば
協力できるかな?

「プロトタイピング」
こんな提案なら飲んでくれるかも
しれない…

「実践」
よし!これで提案してみよう!

こんな感じです。

 

 

全てがこんなに簡単に
行くわけではありません。

 

頭にくることもあるし、
相手の言っていることが
全く分からない時もあります。

 

そんな時、諦めずに
相手を観ようとするのは
U理論のプロセスを
知っているからだと思います。

 

U理論というと難しそうですが、
理論を理解する必要はなくて、
そのプロセスを知っていれば
良いのだと思います。

 

 

とにかく、
破壊へのプロセスには進まない!

 

そのためには、相手を観ること

 

 

それが、すべての始まりです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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