あなたのことはそれほど

先日、お客様の社員さんと
面談をしました。

 

その社員さんは、
周りに気を遣う社員さんで
相手のことばかり考えています。

 

「表情が曇ったから怒っているだろうな!」

「今の私の返事の仕方、冷たかったかな?」

「今の言い方で傷つけちゃったかな?」

 

よくそんなことに気づくなぁ~
というところまで気を遣います。

 

 

このようなタイプの方は
効き脳でいうと、
C(友好脳)が高いタイプの方です。

 

効き脳についてはコチラ

「効き脳」って何なの?

 

相手の気持ちを慮ったり、
気を利かせて、相手が望むことを
先回りすることが得意です。

 

しかし、
あまりにも相手のことを考えるがゆえに、
自分のことをそっちのけにしてしまい、
自分自身が疲労してしまうことが
あります。

 

つまり、
「強み」であるはずの「気遣い」が
自分を苦しめることになります。

 

 

「強み」は「弱み」にもなるのです。

 

今回の相談は、
「相手のことを考えてしまうあまり
自分で仕事を抱えてしまい
労働時間を短くできない」
というものでした。

 

セミナーで効き脳の説明をする時に
C(友好脳)の高い方にこんなお話をします。

 

C(友好脳)の高い人は、
ちょっとしたことでも、
すぐに「ありがとう!」と言います。

 

例えば、
コピーを取ってもらっただけでも
心から「ありがとう!」と言います。

これに対して、C(友好脳)の低い人は、
コピーを取るのは仕事の一部だと
思っているので、
「ありがとう!」と言いませんし
言われたいとも思っていません。

だから、C(友好脳)が高い人が、
C(友好脳)が低い人のためにコピーを
取ってあげたときに
「ありがとう!」と言ってくれないと
心がざわつきます。

 

「手伝ってあげたのに、
『ありがとう!』の一つも言えないの?」
みたいな感じです。

 

これは例えです。

 

分かりやすく極端に話していますので、
C(友好脳)が低いが「ありがとう!」と
言わないわけではありません。

 

しかし、感覚としては、
「ありがとう!」にこだわりません。

 

人と人は違うというのは、
こういった思考の違いに現れます。

 

 

今回、
相手のことを考えすぎてしまう
C(友好脳)の社員さんにお伝えしたのは

「あなたが思っているほど、
相手の人は思っていません。」

ということです。

 

人間は自分を基準にものごとを考えます。

 

自分が思っているように、
相手も思っているのだろうと考えます。

 

しかし、
同じように思うとは限りません。

 

つまり、
相手のことを可愛そうと思っていても
思われている本人はそうでもない・・・
ということがあるということです。

 

そうです。妄想です・・・

 

 

とはいえ、
無意識に相手のことを思ってしまうので
思わないようにしましょう!というのは
無理があると思います。

 

そんな時は、コミュニケーションです。

 

コミュニケーションの目的は
違いを確認することです。

 

「私はこのように感じたのですが
大丈夫ですか?」
みたいな感じで聞いてみることです。

 

人と人は違うから、確認しなければ
相手のことは分からないのです。

 

自分に疲れてしまったら、
考えすぎないで口に出して聞いてみる
ということが大事なのだと思います。

 

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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