根拠のない自信と根拠ある自信

昨日のブログで
「自尊心」「自己有用感」の話
をしました。

 

今日はこのお話をしたいと思います。

 

コンサルティングをしていて困るのは
社員さんの「自尊心」が低いことです。

 

 

「自尊心」が低いとどんなことが
起こるのか?というと、
新しいことをしたり、
責任のある仕事をお願いする時に
激しい抵抗を受けます。

 

「私なんかでは、
とてもそんなことはできません!」

 

 

 

自分に対する評価が低いために
実際にできるレベルのことでも
「できません!」と言って
やろうとしません。

 

実際は、やったらできるので
励ましながら、やっていただきます。

 

そして、できたことを1つ1つ
認めていただきながら、
自己に対する評価を高めてもらう
ということをします。

 

自己に対する評価が高くなると
少しづつ、自分で考えて、自分で決めて
自分でやってみるようになります。

 

ある意味、それが、
私が目指しているゴールでもあります。

 

 

そのゴールを目指すためにも、
「自尊心」のメカニズムを知って
いることは大切なことです。

 

そもそも「自尊心」とは何でしょうか?

 

「自尊心」とは、自分に対する自信です。

 

ただ、「自尊心」は、
自分が自分に対して感じるものなので、
高めることが難しいです。

 

自分に対して自信がないので、
「自信を持て!」といっても
持てるものではありません。

 

 

そんな時に必要なのが、
「自己有用感」です。

 

「自己有用感」とは、
人の役に立っているとか
人に喜んでもらっているとか
他人から評価によって得られる感情です。

 

「自尊心」「自己有用感」
「根拠のない自信」「根拠ある自信」
みたいなものです。

 

「自尊心」「自己有用感」の関係は
少しややこしいので、分かりやすく
パターンで説明します。

 

例えば、店長を選ぶ場合を
想定したいと思います。

 

パターン1
自尊心も低くて自己有用感も低い場合

「私は能力が低いので、
店長に選ばれることはない。」

自分の評価も低く、
周りからも評価されていない
と考えているので、
実際に店長に任命しても、
前向きに取り組むことはありません。

パターン2
自尊心が高く自己有用感が低い場合

「私は能力が高いのに、店長に選ばれない」

自分の評価は高いのに、
周りから評価されていないと考えるので、
周りに悪い感情を持つこともあります。

 

パターン3
自尊心が低く自己有用感が高い場合

「私は能力が低いのに、店長に選ばれた」

自分の評価が低くのに、
周りの評価が高いので、
本人は戸惑います。

パターン4
自尊心が高く自己有用感も高い

「私は能力が高いので、店長に選ばれた」

自分の評価も高く、
周りの評価が高いので上手くいきます。

最終的には、
パターン4
「自尊心」が高く「自己有用感」も高い
状態にしたいのですが、
どこから手を付けるか?というと
「自己有用感」を高めることです。

 

では、どうやって「自己有用感」
高めたらよいでしょうか?

 

長くなったので、
続きは明日にしたいと思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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