現場の力が弱いのは理念の力が弱いからだ!

先日、お客様の会議に参加した時に
社長が「現場をみんなで見よう!」
と言い出しました。

 

会議の前に、出席者全員で
現場を回りました。

 

デジタルカメラで
指摘箇所を撮影し、
会議室に戻ってまとめました。

 

コードが散乱していたり
作業台に工具が残っていたり
不要なコンセントが刺さっていたり
ルールが守られてしませんでした。

 

 

社長さんは
「決めたことがまもられていないのは、
今の会社の状況そのままだ!」
とおっしゃっていました。

 

このとき、
1つの言葉が頭をよぎりました。

 

「現場の力が弱いのは
理念の力が弱いからだ!」

 

先日の日本経営合理化協会の
経営者セミナーで登壇された
キリンビールの副社長
田村 潤さん
が講演でおっしゃっていた言葉です。

 

理念は「想い」や「信念」です。

 

言うのは簡単ですが、
実行するのは大変です。

 

例えば、
「安全第一」という言葉があります。

 

どこの工場に行っても
掲げてあります。

 

しかし、例えば、
一回止めたら1000万円かかる機械を
安全のために止められるか?
という話です。

 

多分、躊躇すると思います。

 

それでも、止められるのは、
「安全第一」への想いが強いからです。

 

 

先日も、台車に亀裂の入った
新幹線を止められないという
事件が起きました。

 

失うものを考えると怖くて
理念を全うできない・・・

 

「現場の力が弱いのは
理念の力が弱いからだ!」

 

まさに田村さんの言葉の通りです。

 

理念の力が弱いのです。

 

では、どうしたら、
理念の力を強くできるのでしょうか?

 

 

人が弱い生き物です。

 

楽なほうに流れます。

 

そんなものだと思います。

 

だから、流されていると感じた時に
戻れるようにしておくことが
大事だと思うのです。

 

それが「文字化」です。

 

文字にしておけば、
いつでもそこに戻れます。

 

詩人の高村 光太郎はこう言いました。

「いくらふりまわされても
針は 天極をさす」

 

 

毎日書いているブログも同じです。

 

ネタが見つからない時、
上手く文章がまとまらない時、
書くことから逃げたくなります。

 

でも、毎日書くという強い想いが
あるから書けるのです。

 

針が天極を指すように
自分が迷ったり、諦めそうになった時
行くべき道を教えてくれるものが
理念です。

 

先日の宮崎合宿で立てた
私の志

 

経営者も社員も
相手を人としてみることで
『自分の人生を生きる』ことが
できる世の中にする!

 

これが私の理念です。

 

ときどき、
できていない時もあるけれど
そう気づいたら、ここに戻ってきます。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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