期待されないのが一番つらい

モーグル 原 大智さん 銅
スキージャンプ 高梨沙羅さん 銅
スピードスケート 高木美帆さん 銀
とメダルを取りましたね!

 

3位と4位ではえらい違いますね!

 

オリンピックを見ていて
いつも順位がつくスポーツは過酷だな!
と思います。

 

 

メダルは結果でしかありません。

 

相手がありますし、
風やレーンコンディションなど
外部要因はいくらでもあります。

 

そんな中で結果が出ないと
評価されない・・・

 

周りからの期待も
かなりのプレッシャーだと思います。

 

特に高梨沙羅さんは
お化粧にも注文が付いて
ずいぶん叩かれていました。

 

ここまで叩かれるのかも
どうかと思いますが、
期待されないのもつらいと思います。

 

 

先日、社員さんと面談していて
こんな話をしてくれました。

 

私が入社した時は
とにかく人がいなくて
仕事ができるできないに関係なく
仕事を任せてもらいました。

 

私は仕事を覚えるのが
遅くて時間がかかり、
社長からずいぶん叱られました。

 

でも、そのお陰で
仕事もできるようになりました。

 

最近、入った社員さんは
忙しいせいもあるのですが、
ちょっと仕事を任されて、できないと
すぐに仕事を取り上げられてしまします。

 

叱られるとすぐに辞めちゃうのも
問題だと思いますが、
チャンスが与えられないのも
問題だと思います。

 

私から見るとできることは
増えているし、
私がやっていた頃よりも
十分、できるレベルにある
と思います。

 

それなのに
「この人はできない人だ」と思われると、
あてにされない。

 

なんだか気の毒な感じがします。

 

こんなお話でした。

 

会社の成長期に入社した社員と
成熟期に入社した社員とでは
人の育て方が変わります。

 

成熟期の会社のコンサルティング
をしているとこんな話をよく耳にします。

 

この問題の一番問題は、
問題が強化されるということです。

 

 

社長にできない社員だと思われる

仕事を任されない

仕事をしないので成長できない

ますますできない社員だと
思われる

ますます仕事を任されない

社長に期待されていない
と思うようになる

チャレンジしなくなる

やる気のない社員だと
思われる

やる気のない社員になる

 

お互いの思惑が一致して
望んでいないのに
お互いが思ったようになる。

 

 

このループを止めないと
会社がやる気のない社員を
量産することになります。

 

では、どこに手を打てば
このループが止まるのか?

 

できないことがあっても
「仕事を任せる」ことです。

 

「そんなことをしたら、
こちらの仕事が増えるじゃないですか!」
という声が聞こえてきそうです。

 

でも、それが人を育てる
ということです。

 

手間も時間もかかるのです。

 

そして、
自分も手間も時間もかけてもらって
できるようになったのです。

 

 

できなくても、
期待を込めて見守る。

 

チャンスを与え続ける。

 

できると信じる。

 

それが
人を便利なモノとしてではなく
として見ることだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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