なぜ、日本だけパラリンピックが盛り上がっているのか?

日本報道陣のパラ取材多さに
海外メディアが逆取材

平昌冬季パラリンピックの
アルペンスキー滑降が10日、
旌善アルペンセンターで行われ、
海外メディアが日本の報道陣の多さ
に興味を示した。

 

こんな記事がネットにあがっていました。

 

この記事を読んで、以前、ある講演会で、
スポーツジャーナリストの二宮清純さんが
言っていたことを思い出しました。

 

 

2020東京オリンピックは
パラリンピックが成否を分ける。

 

オリンピックは世界に東京という都市を
見てもらうチャンスです。

 

その時に、どんな東京を見せるのか?

 

日本は、世界で最も早く
少子高齢化を迎えている国です。

 

参照:平成29年版 高齢社会白書

 

そこで、
高齢者への対応をしている
都市を見せよう!
というのが、
今回のオリンピックの目的に
なっているそうです。

 

高齢者対策とパラリンピック

 

それでも、私は、
その話を聞いてもピンときませんでした。

 

 

しかし、次の話を聞いて納得しました。

 

二宮さんが、障がい者スポーツを取材したときに
ある選手が二宮さんにこう言ったそうです。

 

「我々障がい者は、あなた達の先輩である」

 

「歳をとると、
目が見えづらくなったり、
耳が聞こえづらくなる・・・」

 

「歩くことも難しくなったり、
立ち上がることも難しくなる・・・」

 

「そんな不自由さを克服しているのが
我々なんです。」

 

そういう話だったそうです。

 

確かに、その通りかもしれません・・・

 

 

最近、街に出ると、
明らかに高齢者の方が
増えていることに気付きます。

 

電車に乗るにも、降りるにも
高齢者の方がいると、
時間がかかります。

 

レジで精算するのも、
電子マネーなんか使っていないので
時間がかかります。

 

街全体のスピード感のようなものが
失われつつあるように思います。

 

というか、今後は、
街全体をスピードダウン
しなければならないのかもしれません。

 

もっとやさしい街にする
ということだと思います。

 

 

ちょっとした段差やスロープでも
車いすの方には大変だと
聞いたことがあります。

 

2020年、東京に世界中から
障がい者の方がやってくる。

 

その時に、来ていただいた方に
快適な街だと思ってもらえるように
整備しておくことが、
きたるべき高齢化社会の備えになる。

 

どうも、そんな考えで、
パラリンピックを位置付けているようです。

 

 

だからこそ、
パラリンピックを盛り上げよう!

 

その熱が、早くも、
平昌冬季パラリンピックにも
向いているのだと思います。

 

 

こういうのがビジョンの力だと思います。

 

2020年にどのような状態に
なっていればよいのか?

 

このイメージが
明確になっているからこそ、
別々のことをしていても、
相乗効果が生まれてくるのだと思います。

 

会社も一緒だと思います。

 

ビジョンが明確になると、
やることなすこと、
すべて噛み合ってきます。

 

逆に、
なんか噛み合っていないと
感じているのであれば、
ビジョンの力が弱いのかもしれません。

 

ビジョンの力が弱いというのは、
巻き込めていないということです。

 

今回の件で言えば、
東京の人は盛り上がっているけれど、
そうでない人は、そうでもない・・・

 

つまり、
ビジョンの中に自分がいるかどうか
が大事だと思います。

 

 

ビジョンを作っても、
上手く行っていないとするならば、
そういうことなのかもしれません。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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