目標が同じでも目的が同じだとは限らない

先日、お客様の会社で
マネジメントの研修をしました。

 

そこで
「目的」と「目標」の違いを
説明しました。

 

そもそも、
「目的」と「目標」の違い
は何ですか?

 

「目的」と「目標」
どちらが大きいですか?

 

「目的」と「目標」
どちらが遠いですか?

 

 

文字通り、
「目的」は「的」です。

 

つまり、最終ゴールです。

 

 

それに対して、
「目標」は道しるべ(標)

 

 

つまり、通過点です。

 

「目標」とは「目的」を達成する
ためのステップです。

 

「目的」を達成するために
「目標」があります。

 

そのため、
単独で「目標」だけが存在する
ことはありません。

 

例えば「5Kg痩せる!」

 

これは、「目標」ですか?
それとも、「目的」ですか?

 

シンキングターイム!

 

 

「目標」です。

 

では、
その「目的」は何ですか?

 

「健康でいたい!」

「水着がきたい!」

「昔のズボンがはきたい!」

と人それぞれだと思います。

 

そうです…

 

「目標」が同じでも
「目的」が同じだとは限らない
というわけです。

 

 

「目的」が違っても、
「目標」が同じであれば
問題ないじゃないか?
という考え方もあると思います。

 

しかし、
それでは問題が起きます。

 

なぜなら、
「目標」は変わるからです。

 

例えば、
野球で県大会優勝を
「目標」にしている
高校生3年生が2人いたとします。

 

 

一人は甲子園に行くことを
「目的」にしていて、
もう一人はプロ野球になる
ことを「目的」にしているとします。

 

その2人が県大会の決勝で
負けてしまったとします。

 

甲子園に行くことを
目指していた高校生は、
大学にいくか、
就職するかを考えるかも
しれません。

 

プロ野球になることを
目指していた高校生は
プロに耐え得る体づくり
を始めるかもしれません。

 

つまり、
「目標」が同じでも、
「目的」が違うと、
次の「目標」が違ってきます。

 

 

高校は3年で終わりですから、
それで良いのかもしれません。

 

しかし、会社の場合は、
終わりはありません。

 

「目標」は常に変わります。

 

その度に、
全く違う「目標」になってしまうと
組織がまとまらなくなります。

 

だからこそ、
会社の「目的」を共有する必要が
あるのです。

 

「目的」が共有できていれば、
「目標」が変わっても
全く違った「目標」になることは
ありません。

 

目指しているゴールは
同じですから…

 

 

ところが、実際に
会社の「目的」を聞いても
明確な答えが出てこない…

 

出てきても、
答えがバラバラ…

 

これだと、
なかなかゴールにたどり着けない
と思うんですよね!

 

これが問題だと思うのです。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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