「識学」は敵か?味方か?

昨日は、「識学」さんのセミナーに
行ってきました。

 

フェイスブック広告でも
頻繁に出てきて、
非常に気になっていました。

 

 

最近、お客様にも
「識学」ってどうなの?
と聞かれたりして・・・

 

さらには・・・

 

「識学」のセミナーページには、

 

「フラットな組織は間違っている!」

 

「社員の話を聞いてはいけない!」

 

「飲み会なんか意味がない!」

 

私のスタイルとは
真逆のことを言っているので、
余計気になっていました。

 

 

今日のブログは、
「識学」のセミナーに行った感想を
書いてみたいと思います。

 

先にお断わりをしておきますが、
2時間弱のお話を聞いただけです。

 

「識学」を正しく表現できていなとすれば
それは私の認識不足ですので、
ご勘弁下さい。

 

 

「識学」とは
意識構造学を省略して、
そのように呼んでいるそうです。

 

意識構造学とは・・・

 

人は思考の癖を持っていて、
その癖のために、誤解、錯覚が発生し、
行動が阻害されている状況を
解明するノウハウです。

 

2つの誤解や錯覚があると言います。

 

①お互いの認識のズレ

 

②仕組みの認識のズレ

 

 

それぞれについてみていきましょう!

 

①お互いの認識のズレは、
言葉の定義が違うという話です。

 

具体的にいうと、
私がブログで書いている
「目標」と「目的」の違いは何か?
みたいな話です。

 

答えを言ってしまうと
「目的」が目指すべき方向で、
「目標」が目的を達成するための
ステップです。

 

にもかかわらず、
「目標」と「目的」の意味を
取り違えていたら、
言葉が通じないですよね!
というような話です。

 

これに関しては、
言葉の定義をそろえることが必要で
まさに、前回のブログで
書いた通りです。

 

「 耳にタコが出来るのが目標!」

耳にタコが出来るのが目標!

 

②仕組みのズレは、
指示命令系統がズレている
という話です。

 

上司が指示した仕事を
部下が勝手に判断して、
部下自身がやりたいように仕事を
している・・・

 

そもそも、
上司はそこまで望んでいなかったりして
上司がイメージした通りに動いてくれない
みたい話です。

 

これは、
上司が指示を明確にしていないから
部下が勝手なことをする
という話です。

 

これも以前、ブログで書いた
目標設定の話です。

 

「目標設定はSMARTですか?」

目標設定はSMARTですか?

 

2つとも、私がブログで書いていることです。

 

ということは、
言っていることは同じようなこと
だと思います。

 

主張が対立しているところはありません。

 

ということは、味方かなぁ?

 

 

あっ!

誤解がないようにしておきたいのですが、
そもそも、「識学」さんとは
企業規模も知名度も違うので
張り合うつもりはありませんよ!

 

でも、お客様から、
「識学」さんとの違いを聞かれた時に
答えられるようにしたいなぁ~
というだけなんです。

 

では、どこが違うのでしょうか?

 

 

そもそも、「識学」を学んでいないので、
ここからは、私の思い込みでご勘弁下さい。

 

違うことが、2つあるように思います。

 

1つ目
チームビルディングでは
人と人が違うということを前提にしている
ということです。

 

 

人と人が違うということを前提にしている
ということは、どういうことか?

 

それは、
人と人の違いを活かすということです。

 

役割分担ではなく、
役割意識で動くということです。

 

「識学」さんでは、
部下は上司の指示に従うことが
前提です。

 

もちろん、
上司が間違った指示をしていたら、
不満や愚痴ではく
間違っているという情報を
報告することは求められます。

 

しかし、基本的には、
部下は上司に言われたことをします。

 

いや、むしろそれ以外はやっていけない
というスタンスです。

 

それでうまくいかないなら、
上司の指示が間違っていた
ということになります。

 

間違っているところをハッキリさせて
そこを修正することで、
正していく・・・

 

これに対して、
チームビルディングでは、
ビジョンを共有して
人との違いである「強み」を
持っている人が
自分の判断で動きます。

 

つまり、指示命令のない
フラットな組織を目指します。

 

「識学」さんは
フラットな組織を否定しているので、
ここは違いだと言ってよいと思います。

 

 

まとめると・・・

 

「識学」さんは、上司と部下の役割に
もとづくマネジメントするという
考え方です。

 

それに対して、チームビルディング
役割に関係なく、「強み」を持っている人が
やればいいという、「強み」にもとづいて
マネジメントをするという考え方です。

 

ここは大きく違いますね!

 

2つ目はアプローチの違いです。

 

 

「識学」さんは、誤解、錯覚が発生し、
行動が阻害されている状況を解明し、
その発生要因を取り除く
と言っているので、
原因追及のアプローチです。

 

どこが間違っていて、どこを修正すべきか?
という視点で問題をとらえます。

 

つまり、ネガティブアプローチです。

 

正しいやり方があって、そのやり方をすれば、
問題が解決するというやり方です。

 

 

それに対して、チームビルディングは、
ポジティブアプローチです。

 

できているとしたら、どうなっていたら
よいのだろうか?

 

原因追及は二の次です。

 

正しいやり方があるわけではありません。

 

できている状態にどうしたら近づけるか?
という考え方をしています。

 

ネガティブアプローチと
ポジティブアプローチ

 

これも、両方あってよい考え方なので、
どっちが、正しい、正しくないではなく、
好みというか、どっちのスタイルをとるか
の問題だと思います。

 

 

このように考えると、
共通するところはありますが、
考え方がだいぶ違うように思います。

 

で・・・

 

正直、ここが難しいところで、
お客様にとっては、
この違いが専門的過ぎて分からないのです。

 

だから、
「どこが違うの?」という質問に
答えたところで
「う~ん、よくわからないです!」って
言われてしまうような気がします。

 

結局は、直感で決めて下さい!というほうが
早い気がします(笑)

 

 

まぁ~チームビルディングのほうは
もっと、マーケティングの部分を頑張れ!
ということかもしれませんが・・・

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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