「役割分担」と「役割意識」

昨日のブログで、
「役割分担」と「役割意識」の話
をしました。

 

「識学」は敵か?味方か?

 

今回は、その話をしたいと思います。

 

「役割意識」は
このチームの中で自分はどのような役割を
果たすべきか?
を考えることです。

 

「役割分担」というのは、
仕事に紐づいて自分は何をするのか?
を考えることです。

 

ほとんどの会社が「役割分担」の考え方です。

 

 

総務、営業、製造、開発・・・

 

この考えでいくと、
「これは私の仕事ではありません』
という言葉出てくることになります。

 

仕事が分担されているので、
それ以外の仕事は自分がやるべき仕事
ではないということになります。

 

「役割意識」は、この組織の中で
自分はどんな役割を果たしていくべきか?
という意識です。

 

つまり、自分で仕事を見つける
というのは、そういうことです。

 

で、「役割意識」は、
効き脳にもとづきます。

 

効き脳については、コチラ

「効き脳」って何なの?

 

効き脳にもとづいた
「役割意識」というのは・・・

 

例えば、チームメンバーの全員が、
「B」(計画脳)が弱かったとします。

 

その時に、このままだと、
誰も「B」(計画脳)的な役割を
果たす人がいないので、
段取りとか、時間管理がおろそかに
なる可能性があります。

 

このときに、
少しでも「B」が高い私がやろう!
と考えて、それをやることを
「役割意識」と言います。

 

つまり、役割どうこうではなく、
チーム全体が上手く行くために
自分がどうしたらよいのか?
考えて動けることです。

 

 

これを、「役割分担」の考え方で行くと
言われた仕事しかしなくなります。

 

「役割分担」の考え方で行くと
部署の目標が変わったり、
部署のメンバーが変わるたびに
「役割分担」の担当を定義し直す
必要があります。

 

しかし、
現実と設定している「役割分担」が
上手く設定できるとは限りません。

 

つまり、想定外は常に起きます。

 

その時に、対応できるとしたら、
「役割分担」ではなく、
「役割意識」が必要になるのです。

 

 

で、よく問題になるのは、
各部署に仕事がまたがる時です。

 

お互いの部署で仕事を抱えています。

 

自分の仕事で精一杯です。

 

できれば、これ以上の仕事は
抱えたくない。

 

社長が常に、その間にある仕事を
どちらがやるべきか?を判断するのは
現実的はありません。

 

現実は常に動きます。

 

その時に「役割意識」が必要になります。

 

つまり、この間にある仕事を
やらなければならないとしたら、
私の「強み」ではこんなことはできるから、
この部分は、そっちでやってくれない!
みたいな歩み寄りをすることで、
仕事を進めていくことが大事だと思うのです。

 

 

これが、リーダーシップの考え方です。

 

リーダーシップは「影響力」のことです。

 

自分の「強み」で、
チームにどのように貢献するのか?

 

貢献するというのは、
「影響力」を与えるということです。

 

人は「強み」を発揮している時が
一番モティベーションが高いです。

 

そうなった時に、
「強み」を発揮するということが、
どうにもならない問題を突破する上では、
大切になるのです。

 

「強み」を発揮するという
モティベーションが、問題を突破していく
原動力になるのではないか?と思います。

 

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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