ハリルさん、谷の底がぬけましたね!

キャンプに行っていたので、
ハリルホジッチ元監督の記者会見を
リアルタイムで見れませんでした。

 

昨日、時間があったので、
あらためて、記者会見の全文を
読んでみました。

 

 

ちょっと混乱しているのか?
それとも、翻訳のニュアンスなのか?
疑問に思うところもありましたが、
協会と元監督のコミュニケーション不足
であったことは、間違いないようです。

 

なんか、
選手とのコミュニケーション
の問題というか、
協会とのコミュニケーション
の問題のような気がします。

 

 

大きな成果を上げる場合や、
組織の風土を変える場合には、
谷をくぐらないといけません。

 

このブログでは、
「タックマンモデル」の話を
何度かしてきていると思います。

 

「タックマンモデル」とは、
タックマンさんが
チームが成長する段階を
4段階で説明したものです。

 

チームが成長するには
①形成
②嵐
③秩序
④成果
という4つの段階を
経るというものです。

 

 

Uの字のように
いったん谷に落ちて
這い上がるように
成果が上がっていきます。

 

成果を出すためには、
このUの字の谷を
落ちていかなければ
なりません。

 

今回の協会と元監督の
コミュニケーション不足は、
谷の前で立ち止まったり、
谷を前にして引き返していたり
していたのだと思います。

おそらく、協会側が
言いたいことを言わないが故に
言いたいことが溜まりに溜まって
言う前に底が抜けてしまったのだ
と思います。

 

 

本当のところは分かりません。

 

でも、ハリルホジッチ元監督が
よっぽどの役者でない限り、
協会は元監督に言いたいことを
言っていないのではないか?
と思います。

 

言いたいことを言い合って
谷の底がぬけたなら仕方がない
と思いますが、
言うべきことを言わずに、
協会側が強引に谷を壊してしまった
ということであれば、
組織として問題があります。

 

結構、こういうことって、
会社でも起こっています。

 

不満はあるんだけど、
衝突を恐れて言わない・・・

 

言わない結果
コミュニケーション不足になって
相手のことが信用できなくなる・・・

 

信用できないので、
相手が悪いことにするために
周りを味方につけることで、
自分を正当化しようとする。

 

田嶋会長

「西野くん、ハリルって
何考えているか?わかないよね!」

 

西野監督

「そうですね!
話したことがないので分からないのですが、
何考えているか?分からないですよね!」

 

こんなやり取りはなかったと
信じたいですが、
言いたいことを言わずに、
解任したのであれば、残念ですね!

 

ただ、言いたいことを言いましょう!
といった時に、
自分を正当化するために
周りを巻き込むということが
起こります。

 

巻き込まれた人は、
それを否定すると自分も仲間外れになるので、
自分が違うと思っていても、
「その通りだ」と言います。

 

そうして「共謀」が成立します。

 

 

お互いが一貫性を保とうとして
「共謀」の絆がより強化されます。

 

組織を変えようとする場合、
縦の関係も改善しなければならないのですが、
横の関係にも問題がある場合があります。

 

この場合は、周りを気にせず、
言いたいことを言う!みたいなことを
諦めずにやり続けるしかないのだと
思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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