私は悪くないと思った時が一番危ない

タイミングを逸した感がありますが、
日大のアメフト部の監督の問題を
わたしなりに書いてみたいと思います。

 

「一連の問題はすべて私の責任です。」
と言いながら、納得がいかない様子・・・

 

さらには、
「正直言って、いろいろな憶測や
SNSの拡散(に対して)、
私どもも対応しきれない。
僕としても心外というのが
正直な気持ちです。」
との発言もあったようです。

 

良い悪いの問題は、
ここでは置いておいて、
どうして、ここまで、
世間とのズレが発生するのか?
を考えてみたいと思います。

 

 

今回に限らず、
客観的に見たら、
「それはダメでしょ!」という行為を
当事者が、なぜしてしまうのでしょうか?

 

それは、自分が悪くないと思うと
周りが見えなくなるからです。

 

これは、U理論で説明ができます。

 

今回の内田監督、
「心外」という言葉を使っています。

 

「心外」とは「思いもよらないこと」です。

 

「なんで、私はこんな目にあっているのか?」
ということだと思います。

 

 

これ、自分のことを観ています。

 

つまり、相手のことを観ていません。

 

相手を観ないとどうなるのか?

「観ない」
相手より自分

「感知しない」
相手にどれだけ迷惑を
かけたなんて思いもしない・・・

「不在化・傲慢」
私は悪くない

「自己欺瞞」
なんで、私はこんな目にあっているのか?

「棄てる」
もう話しても無駄!

「破壊」
もう、どうでもいいや!

 

 

内田監督は、ちょうど、
「自己欺瞞」の最中だと思います。

 

ここまでくると、Uの頂点を超えているので
周りが見えなくなっています。

 

ここから引き返すのは
難しいと思います。

 

ここまできたら、
「破壊」まで行くと思います。

 

世間とは切り離されることになります。

 

つまり、誰からも信頼されなくなります。

 

 

内田監督ほどではないにしても、
我々も日常生活で、ちょいちょい
これをやっている可能性があります。

 

相手を観ないで判断してしまって
いることはないでしょうか?

 

私は悪くないと思った時が
一番危ないのです。

 

 

 

だから、相手との関係性において、
何かおかしなことが起こったら、
客観的に自分を観るという習慣を
身につけることが大事です。

 

さらには、自分で自分が一番観れないので、
周りに聞いてみることも必要だと思います。

 

自分がどう見られているのか?

 

これが「フィードバック」です。

 

以前のブログで不機嫌について書きましたが
不機嫌だとこのフィードバックを
もらいずらくなるのだと思います。

 

結果、自分に気づけなくなって、
Uの頂点を超えてしまうのだと思います。

 

 

人と人とは違います。

 

その違う人が1つのことを目指す
のだから、誤解や錯覚があるのは、
当たり前です。

 

だからこそ、
フィードバックし合える職場
を目指すということが、
チームビルディングの一つの目標
になっているのです。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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