イイタイコトは繰り返される。繰り返されるのがイイタイコト。

土日の2日間、
「箱」のセミナーを受けてきました。

 

「箱」というのは、
「自己欺瞞(じこぎまん)」です。

 

「自己欺瞞(じこぎまん)」
というのは、
自分が問題であることに
気付いていないということです。

 

これについては、
昨日のブログに書きました。

そういうあなたが問題なんです!

 

2日目は、いよいよ、
組織の中における「箱」の話です。

 

箱のベースの考え方は
「心の持ち方」です。

 

「心の持ち方」は2つあります。

 

1つは、
人を「人」してみる「思いやりの心」

 

もう1つは、
人を「物」としてみる「抵抗心」

 

人を「物」として見るというと、
なんか冷たい感じを受けます。

 

「そんな冷たい人間じゃありません!」
と思うかもしれません。

 

 

しかし、
ここで「物」として見るとは・・・

 

相手を

便利な物

邪魔な物

取り換えの利く物

無関心な物

として見ることです。

 

つまり、
自分の目的を達成するために
人を利用するということです。

 

相手を利用するということは、
「人」ではなく、
「物」として見ています。

 

「物」として見たら、
相手の気持ちや痛みなんか
考えなくなります。

 

この状態が「箱」に入った状態です。

 

 

組織に「箱」を放置しておくと、
「箱」は増殖します。

 

組織の中に「箱」が増えると、
関係性が悪くなり、生産性が悪化し、
最終的に組織が崩壊します。

 

例えば、AさんとBさんが、
「箱」に入るとします。

 

 

この段階では、
AさんとBさんの問題です。

 

お互いを非難し合うだけの話です。

 

次に、
AさんがCさんを仲間に引き入れます。

 

すると、今度は、
BさんがDさんを仲間に引き入れます。

 

 

次に、
AさんがEさんを仲間に引き入れます。

 

すると、今度は、
BさんがFさんを仲間に引き入れます。

 

 

こんな感じで、
Aさんグループの「箱」のと
Bさんグループの「箱」で対立します。

 

 

話は、これで終わりません。

 

AさんもBさんも、
それぞれ、グループを作っていますが、
自分のグループを大きくするために、
メンバーを集めいているだけです。

 

つまり、AさんもBさんも、
それぞれのメンバーを「物」として
扱っています。

 

人は「物」扱いされると、
「物」として接するので、
それぞれのメンバーが「箱」に入ります。

 

こうして、
組織は「箱」だけらけになります。

 

 

やがて、組織が崩壊します。

 

どうして、
こんなことが起こるのでしょうか?

 

 

それは・・・

 

「共通の敵」を作るからです。

 

「共通の敵」を作ると、
組織はまとまりやすいのですが、
組織を維持していくためには、
「共通の敵」が必要になります。

 

「共通の敵」は
組織に「箱」を増殖させます。

 

だから、「共通の敵」ではなく、
「共通の目的」「共通のビジョン」で
組織をまとめていかないといけないのです。

 

「共通の目的」「共通のビジョン」で
組織がまとまるというのは、
お互い、よい結果を得られるように
助け合うということです。

 

 

人は誰しも「箱」に入ります。

 

余裕がなくなれば、相手を

便利な物

邪魔な物

取り換えの利く物

無関心な物

として見るようになります。

 

だから、
「箱」に入ったことに気づいたら
「箱」から出ようとすることが大事です。

 

では、どうしたら、
「箱」から出られるのか?

 

それは「U理論」だと思います。

 

U理論の入門の入り口 前半

 

「U理論」の上に行かないように
ひたすら、相手を見て、
下に下に行くようにすることです。

 

 

いろいろな理論はありますが、
最終的には1つに集約されるのだと思います。

 

結局、このブログも
繰り返し同じことを書いています。

 

大学受験の時に、駿台予備校の藤田先生が
現代文の授業で言っていたように、

 

イイタイコトは繰り返される。

 

繰り返されるのがイイタイコト。

 

大事なことはみな同じです。

 

結局は、そういうことなんだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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