経験しないことは分からない

西日本を襲った集中豪雨

 

120名を超える方が命を落とす
大惨事になりました。

 

改めて
被害にあわれた皆様に
お見舞いを申し上げると共に
お亡くなりになられた
方々のご冥福を
心よりお祈り申し上げます。

 

広島、岡山、愛媛で
被害が大きかったようです。

 

特に、広島には、友人もいるし
お客様もいます。

 

呉には、先週、
研修で行ったばかりでした。

 

広島にいる友人のフェイスブックからは
災害の生々しい動画が流れてきます。

 

大きな被害が出ていることは
伝わってきます。

 

気の毒に思います。

 

しかし、
それは頭の中だけの話です。

 

人間は、どんなに想像しても、
現実を目の前にしないと分かりません。

 

誤解を恐れずにいうと、
私のいる首都圏では、
西日本の状況に関係に関係なく
いつもの日常があります。

 

いつ首都圏も災害に見舞われるかも
分からないのに・・・

 

繰り返しになりますが、
人間は、どんなに想像しても、
現実を目の前にしないと分かりません。

 

17年前、私は会社を失いました。

 

会社がなくなると、
今まで一緒に働いて仲間と
一緒にいることができなくなりす。

 

会社がなくなったって、
飲みに行くぐらいできるじゃないか?
と思われるかもしれません。

 

しかし、仕事とは別ものです。

 

どんなに楽しくお酒を飲んでも
仕事の達成感や充実感には
程遠いのです。

 

私は、立ち直るのに
10年近くかかりました。

 

だから、危機的な状況にある
会社の社員さんには、
会社が潰れることが、
どんなに辛いことなのか?
伝えるようにしています。

 

しかし、
伝わっているのか?どうか?
分かりません。

 

うまく伝えることができない私自身が
歯がゆくもあります。

 

しかし、
そんなものかもしれません。

 

今回のワールドカップでも
西野監督が明かしたように
長友選手が、ミーティングで、
前回のブラジルワールドカップの時に
不甲斐ない結果に終わった時の話を
涙ながらに話したというエピソードが
ありました。

 

力を出し切れずに終わったのですから
悔しかったのでしょう・・・

 

たぶん、若い選手も聴いていたでしょう!

 

しかし、その時の話を聞いた時の感情と
実際にベルギーに負けた時の感情は、
全く違うものだと思います。

 

悲しいですけど、
人間は経験しないと分からないのです。

 

しかし、
長友選手の話を聞いたからこそ、
ベルギーを追い詰めることが
できたのだと思います。

 

つまり、経験しないことには
分からないのですが、
出来事から学ぶことはできる
ということだと思います。

 

つまり、
起こった出来事をどれだけ
自分事として考えることができるのか?

 

気象庁から「警戒を!」と言われた時に
自分がどんなアクションを取るべきか?
を考えておくこと。

 

そして、考えたことを、
どれだけ、アクションに移せるか?

 

それが、
最終的に自分の身を守ることに
なるのかもしれません。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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