社長とダチョウの金の卵

「半年も経ったんだから
一人で営業に行かせろ!」

 

社長さんの一言が
命取りになりました。

 

せっかく、高い紹介手数料を
支払って採用した社員が
会社に来なくなってしまいました。

 

 

今度の新人は、
時間をかけて育てると言ったのに
待てなかったのでしょうか?

 

この話を聞いて
チームビルディングの先生の
石見さんが紹介してくれた
イソップ寓話の
「ダチョウの金の卵」の話を
思い出しました。

 

ある日農夫は飼っているガチョウが
黄金の卵を産んでいるのを見つけて驚く。

それからもガチョウは1日に1個ずつ
黄金の卵を産み、
卵を売った農夫は金持ちになった。

しかし、農夫は1日1個しか卵を
産まないガチョウに物足りなさを感じ、
きっとガチョウの腹の中には金塊が
詰まっているに違いないと考えるようになる。

そして欲を出した農夫は
ガチョウの腹を切り裂いた。

ところが腹の中に金塊などなく、
その上ガチョウまで死なせてしまった。

wikipediaより

 

社長は社員を辞めさせようとは
思っていませんでした。

 

ただ、早く育って一人前になって
活躍して欲しいと思っている
だけでした。

 

 

しかし、1つだけ
忘れていたことがあります。

 

それは、
人と人は違うということです。

 

社員は社長のようにできません。

 

社長のようにできるのならば、
社長をやっています。

 

そもそも、社長になるのが
全ての人の目的ではありません。

 

「じゃ〜自分と違うのは分かるけど、
いつになったら、
一人で営業に行けるようになるの?」
と言われるかもしれません。

 

それは正直分かりません。

 

 

教わる側の能力や
教え方や教える時間によると思いますが
かかる時間は人それぞれです。

 

そんなに待てないと
思われるかもしれません。

 

しかし、本人が
成長しようとしているのであれば
待つしかないのです。

 

社員さんが持っている力を
引き出そうとするなら、
無理に引き出してはいけません。

 

無理に引き出そうとすると
この農夫のように
ガチョウも失うことになります。

 

社員さんにまかせることです。

 

 

そんな話をすると
まかせるとロクなにならない
と言われるかもしれません。

 

それが事実としましょう!

 

それが事実としても、
そのロクなことにならない社員を
無理やり働かせたら
ロクなこと以下のことにしかなりません。

 

つまり、
ロクなこと以下にしているのは、
誰なのか?という話です。

 

 

それであれば、
社員にまかせてロクなことを
させているほうがましなのかも
しれません。

 

わたしのお客様でも
社員が育っている会社というのは、
強い意志をもって人を育てています。

 

育ててもらった社員は、
会社に対して恩義を感じているので、
会社に貢献しようとします。

 

くれぐれも、成果を急いで
ガチョウを殺さないようにして下さいね!

 

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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