部下に「ほうれんそう」 上司に「おひたし」?

先日、お客様のところで、
面白いことを教わりました。

 

部下に「ほうれんそう」
上司に「おひたし」

 

部下に「ほうれんそう」
分かります。

 

報告・連絡・相談が大事!

 

その通りです。

 

では、上司の「おひたし」は何でしょうか?

 

 

ご存知の方も
いらっしゃると思いますが、
私は今回初めて知りました!

 

部下の報連相に対して、

お : 怒らない

ひ : 否定しない

た : 助ける(困り事あれば)

し : 指示する

だそうです。

 

 

お : 怒らない

 

部下が報連相をしてくれること自体
喜ばしいことです。

 

ここで、怒ってしまうと、
報連相をしなくなります。

 

たとえ、失敗の報告でも、
連絡が遅くても、同じ内容の相談でも、
部下が言ってくることに関しては
まずは、報連相したことに対して、
認めることが必要です。

 

ひ : 否定しない

 

社員面談をしていて、良く聞く話が、
何も言っても、上司からダメ出しをされる
という話です。

 

上司としては、経験も知識もあるので、
部下が言っていることが上手く行かないことが
分かってしまいます。

 

分かっているので、ついつい、
口を出してしまいます。

 

しかし、いったん、やらしてみることも
大事だと思います。

 

人はやりながらでないと、学べません。

 

やらせてみることも学びになります。

 

た : 助ける(困り事あれば)

 

これも、まずは、やらせてみる
という話だと思います。

 

その上で、困ったら、
助けるということです。

 

困ったら助けるということは、
放置するのではなく、
見守ってあげるということです。

 

し : 指示する

 

部下が報連相をしてきた時に
何の指示をしなければ、
部下の次の動きが取れません。

 

報連相をしても、
上司から何の指示もないと、
部下は報連相の意味を見失います。

 

報連相の意味を見失うと、
報連相をしなくなります。

 

 

部下に「ほうれんそう」
上司に「おひたし」

 

なかなか、上手くできていますね!

 

でも、こういうのは、
あまり意味がありません。

 

 

なぜならば、
こんなことは分かっているからです。

 

順番に並べているのは
初めて見たかもしれませんが、
1つ1つは、すでに知っているもの
だと思います。

 

だから、問題は、
分かっていてもできないということです。

 

なぜでしょうか?

 

それは『時間軸』です。

 

時間がたっぷりあるのであれば、
時間をかけて、部下の話を聞けるのですが、
上司も時間がないので、
その余裕がないのです。

 

成果を優先するのか?人を育てるのか?

 

上司としては、
これを使い分けるしかありません。

 

成果を優先して、上司がやってしまえば、
部下は育ちません。

 

部下に仕事を任せたら、成果が上がるまでに
時間がかかります。

 

で、おそらく、部下に任せて、
成果が上がるのを待つということが
できないというのが実情だと思います。

 

今は、成果が優先されるのは
仕方がないことだと思います。

 

だからこそ、定期的な面談が有効だと
思うのです。

 

 

ただ、面談と言っても、
やり方が分からないという声をいただくので、
面談のノウハウを小冊子にしました。

 

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今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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