暑い日がつづき、
各地で熱中症で亡くなるという
ニュースを目にすることが増えました。
実は、私も、先日、熱中症に
生まれて初めて、かかりました。
温泉宿に泊まっていたので、
朝風呂に入りました。
その後、朝食を食べて
車で移動をしました。
寝ている時に汗をかいて
お風呂に入って汗をかいて、
十分に水分補給ができていなかった
のだと思います。
その上、車に乗っている時に
直射日光に当たって体温が上がって
いたにもかかわらず、
車内の冷房が十分ではなく、
体温が下がらなったのだと思います。
だんだん、頭が痛くなってきて、
吐き気もあって、これは一体何なんだ？
と思いました。
もしかして、
熱中症かも？と思い、
水分を取って、
少し横になったのですが、
回復するまで半日かかりました。
体って微妙なバランスで
成り立っていて、
一度、バランスが壊れると
取り戻すには、時間がかかるということ
をあらためて思い知らされました。
こんなことなら、
早目に水分を取っておけば
よかったのですが、
そもそも、自分が熱中症になる
と思っていませんでした。
このように
危機的な状況になっても
自分は大丈夫！と思っていることを
「正常性バイアス」と言います。
「正常性バイアス」とは、
自分にとって都合の悪い情報を
無視したり、過小評価したりして
しまう人の特性のことです。
つまり、
「熱中症なんかは自分と関係ない！」
と思い込んでいることです。
この思い込みを回避するためには、
一度経験をすれば（痛い目にあえば）
「自分も熱中症にかかるんだ！」
と認識することができますが、
それでは遅いのです。
では、どうしたらよいのか？
残念ながら、「正常性バイアス」を
回避することは難しいようです。
結局、人は経験しないと分からないのです。
つまり、
いつもブログで書いているように
人はやりながらでないと学べないのです。
だとすると、
取り返しのつかない失敗をする前に、
小さい失敗から学ぶか、
それとも、他の人の失敗を疑似体験して、
大きな失敗を回避するしかないのです。
だから、自分だけは大丈夫！
自分には関係がない！というのが、
一番危ないのだと思います。
そういう意味では、
私がブログで書いていることを
理解いただくには、
セミナーでやるワークやゲームを
体験いただくのが、一番わかると思いますよ！
何か宣伝になってしまいましたね！
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