正しい努力と間違った努力

夏休み中なので、
溜まった本を読んでいます。

 

昨日はこの本・・・

ハードワーク
勝つためのマインド・セッティング

エディー・ジョーンズ

 

またまた、
ラグビー元日本代表監督
エディー・ジョーンズさんの
お話です。

 

「ハードワーク」と
日本語で言う「頑張る」は
ちょっと違うというのです。

 

どう違うのか?というと、
「ハードワーク」というのは、
100%の努力を傾けることに加えて
「今よりもよくなろう」という
意識が必要だというのです。

 

いくら頑張っても成果が出ないのは、
「今より良くなろう」という
意識が欠けているからだと言います。

 

 

よく「歯をくいしばって頑張る」
という言い方をしますが、
この場合「我慢する」ということが
前提にあると思います。

 

しかし、いくら我慢をしても
それはやり過ごすだけのことですから
成果につながることはない
のだと思います。

 

「訓練」も同じだと思います。

 

「訓練」というと
どんなイメージを
思い浮かべるでしょうか?

 

苦しいイメージではないでしょうか?

 

しかし、本来の「訓練」は
上達したり、目的に近づくための手段です。

 

だから、
「訓練」が適切か?適切でないか?は、
苦しいか?苦しくないか?とは、
別の問題です。

 

 

「訓練」が適切か?適切でないか?は、
上達しているか?していないか?
目的に近づいているか?いないか?
の問題なのです。

 

結果、それは苦しいものかもしれません。

 

しかし、苦しいからといって、
適切とは限らないということです。

 

これがいわゆる「根性論」の問題
なのだと思います。

 

教える側が、かつて自分が
「訓練」で力を付けてきたのだけれど、
それが苦しかったものだから、
「訓練」は苦しくないといけない
と思い込んでいる・・・

 

苦しければ苦しいほど
力がつくと勘違いをしているのです。

 

だから、苦しめようとする・・・

 

これは明らかに間違いです。

 

 

苦しいから力がつくのはなくて
上達したり、目的に近づくために
適切だから力がつくのです。

 

で、最近は、
苦しいことはやめよう!
ということになってきています。

 

しかし、それと同時に
上達したり、目的に近づくための
努力もやめてしまっているのではないか?
と思います。

 

上達したり、目的に近づくために
必要な努力は、
苦しかろうと苦しくなかろうと
やらなければならいのです。

 

それが、苦しいか?苦しくないか?
の判断でやるやらないを決めるのは、
判断の基準として間違っています。

 

今、頑張っている努力が、
上達や目標達成につながっているか?
どうか?で判断すべきなのです。

 

なんか、ここら辺が、
精神論で育ってきたアラフィフ世代と
今の若手のギャップを埋める
ポイントなのかな?
と思ったりしました。

 

「我慢する」努力から
「今より良くなろう」とする努力へ
マインドを変えていく・・・・

 

ということで、
「今より良くなろう」という気持ちで
ブログを書いてみました!

 

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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