チームビルダー『識学』を語る!(②結果)

前回に引き続き、
「識学」について解説をしたいと
思います。

 

「識学」では5つのステップを経て
行動に移すと考えています。

 

位置

結果

変化

恐怖

目標

 

それぞれの段階で誤解や錯覚が
起きているのが、
無駄を発生させているといいます。

 

前回は「位置」について
お話をしました。

チームビルダー『識学』を語る!(①位置)

 

今日は「結果」について
お伝えしたいと思います。

 

ここで、問題です。

 

「結果」と「成果」の違いは何ですか?

 

こう聞かれて、言葉に詰まりました。

 

 

考えたことはなったです。

 

「結果」は「事実」です。

 

期限が来た時の状態のことです。

 

90分の試合の終わった状態と言えば
イメージできると思います。

 

「成果」は「評価」です。

 

誰かが結果が出た後に評価した
「出来栄え」です。

 

だから、良し悪しがあります。

 

そして、スタートからゴールまでが
「経過(やり方)」です。

さらに、問題です。

 

次のどこに視点を置けば、
より集中できるでしょうか?
①「成果」
②「経過(やり方)」
③「結果」

 

①「成果」は、人が決めるものなので、
意識してしまうと集中できなくなります。

 

②「経過(やり方)」は、やり方にこだわって
別のよいやり方を試さなかったり、
期限が守れなかったりします。

 

③「結果」は事実なので、感情が入り込む
余地がない分、集中できます。

 

ですので、答えは③「結果」です。

 

フィギュアスケートで、
途中で転んでしまった時に、
それを悔やんでも仕方がなくて、
最終的にどんな演技をするのか?に
集中して、最後まで演技を続ける
のと同じだというのです。

 

 

さらに、問題です。

上司が部下を評価する時に
どちらを評価すべきでしょうか?
①「経過(やり方)」
②「結果」

答えは・・・

 

識学的にいうと「結果」です。

 

「経過(やり方)」は評価しません。

 

ここで少し違和感を感じるかもしれません。

 

ここでいう「経過(やり方)」というのは、
「頑張り」とか、「必死さ」「真剣さ」
みたいに主観的なものです。

 

「経過(やり方)」を評価しないなんて、
ヒドイじゃないか!
と思う方もいるかもしれません、

 

しかし、そもそも、
人は評価する時は結果しか見ません。

 

例えば、
スープが美味しくなくても、
店主が、24時間寝ずに頑張って
煮込んだからと言って
そのラーメン店さんに通いますか?
という話です。

 

 

たぶん通わないと思います。

 

なるほど、
人は評価する時は結果しか見ないのに、
評価される場合は経過を見るように求めます。

 

その通りかもしれません。

 

その考え方でいくと、
「結果」のみを評価するのだから、
指示をするときは、
「結果」のみを伝えるべきだと
「識学」では言っています。

 

つまり、「経過(やり方)」には
口出しをすべきでないと・・・

 

求める「結果」だけを伝えて、
あとは考えさせるべきだと言います。

 

だから、できるようにするためには、

①「結果」を明確に設定して、

②不足を認識させて、

③不足を埋める行動変化を約束させる

をとにかく回すことだと言います。

 

成長とは、できなかったことが
できるようになることです。

 

そのためには、そもそも、
できていないことを認識することが
必要なのです。

 

だからこそ、不足(できていないギャップ)
を自分で考えさせることが
必要だというのです。

 

「不足(できていないギャップ)」

 

「不足(できていないギャップ)」
が埋まればよいのであり、
そこに「経過(やり方)」が入り込む
余地はないと識学はいうのです。

 

なんとなく、モヤモヤが残りました。

 

 

個人的には、プロセスを評価すべき
だと思います。

 

それは、
成功のプロセスを明確にすることで
再現性が高まると考えているからです。

 

成功の確率を上げるためにも、
プロセス管理は大事だと思います。

 

ただ、マイルストーンみたいに
結果を細かく設定したものは「結果」だと
先生は言っていたので、
「経過(やり方)」という言葉の定義が
識学とわたしの間でズレているのかも
しれません。

 

おそらく、「経過(やり方)」とは、
「頑張り」とか「必死さ」「真剣さ」
みたいな情緒的なもののみを
言っているのかもしれません。

 

ここは、もうちょっと、
私自身の理解が必要な感じがしました。

 

「結果」についてお話してみましたが、
いかがだったでしょうか?

 

実は、「結果」については
もう1つ大事なことがあります。

 

「責任」です。

 

今回も長くなったの、「責任」については
次回、お話をしたいと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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