いろいろな会社の『ビジョン』をまとめてみました。

最近、お客様の会社で、
『ビジョン』を作る仕事が
増えています。

 

『ビジョン』がないと
チームビルディングができないので
『ビジョン』のないお客様には
コンサルティングをしている間に
作ってもらうようにしています。

 

そのため、お客様から
「参考になる『ビジョン』を教えて欲しい!」
という依頼をいただくことも多くあります。

 

そこで、今回、
いろいろな会社の『ビジョン』を
まとめてみました。

 

参考にしていただければと思います。

 

1.ユニクロ

 

ユニクロは、
あらゆる人が良いカジュアルを
着られるようにする
新しい日本の企業です。

 

ミッション&ビジョンとして、
示されています。

https://www.uniqlo.com/jp/corp/mission/index.html

 

この後に、文章が続きます。

 

いつでも、どこでも、だれでも着られる、
ファッション性のある
高品質なベイシックカジュアルを
市場最低価格で継続的に提供する。

そのためにローコスト経営に徹して、
最短、最安で生産と販売を直結させる。

自社に要望される顧客サービスを考え抜き、
最高の顧客サービスを実現させる。

世界水準の人が喜んで働ける環境を提供し、
官僚的でなく、
血のかよったチームとして革新的な仕事をする。

結果として売上と収益の高い成長を目指し、
世界的なカジュアル企業になる。

 

どのように世の中にニーズに応え、
収益を上げ、企業を成長させていくかが
イメージできるように書かれています。

 

2.イオンモール

 

アジア50億人の心を動かす企業へ

 

* 私たちは、パートナーとともに、
地域の魅力を磨きつづける
究極のローカライズに挑戦します。

* 私たちは、一人ひとりが
Life Design Producerとして、
商業施設の枠組みを越え、
新たな「暮らし」を創造する
事業領域を拓き、成長し続けます。

* 私たちは、世界中の拠点をはじめとする
全ての資産を活かし、永続的に発展することで
強い財務体質と強固な事業基盤を構築します。

* 私たちは、革新し続ける
プロフェッショナル集団です。

* 私たちは、お客さまに徹底して寄り添い、
生涯わすれえない思い出となる最良の体験
を共有します。

http://www.aeonmall.com/static/detail/vision

 

イオンのグループ企業で、
ディベロッパー事業の担う
イオンモール株式会社のビジョンです。

 

早くもアジアを商圏に見据えている
ことが伝わります。

 

”Life Design Producer”という
セルフイメージを
社員に持たせようとしているのも
特徴的ですね!

 

3.スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社

 

人々の心を豊かで活力あるものにするためにー
一人のお客様、一杯のコーヒー、
そしてひとつのコミュニティーから

http://www.starbucks.co.jp/company/mission.html

 

ビジョンではなく、ミッションとして
示されています。

 

スターバックスとしては、
「サードプレイス」というコンセプトが
有名ですが、「サードプレイス」ほうが、
ビジョンに近いのかもしれません。

 

4.日本航空

 

世界で一番お客様に選ばれ、
愛される航空会社へ。

 

「世界のJAL」×「一歩先行く価値」
=「常に成長」

http://www.job-jal.com/about_jal/vision.html

 

東京2020オリンピック・パラリンピックを
きっかけにして、
世界に通用する航空会社を目指す
意気込みが感じられます。

 

5.セブン&アイHLDGS

 

新しい今日がある

 

ビジョンというよりは、キャッチコピー
なのかもしれません。

https://www.7andi.com/newmsg/index.html

 

どんなことでもいい。
そこに行けば、いつも必ず小さな幸せに出会える。

お店とはそういうものではなくてはいけないと
私たちは思うのです。

 

何となく、セブンイレブンに寄りたくなる
理由がわかる気がします。

 

お客様のニーズに応え続けてきた企業
ならではの説得力があります。

 

6.ソフトバンク

 

「世界の人々から最も必要とされる企業グループ」
を目指して

 

ソフトバンクグループは、
情報革命で人々の幸せに貢献し、
「世界の人々から最も必要とされる企業グループ」
を目指しています。

このビジョンの実現に向けて、
時代に必要とされる最先端のテクノロジーと
最も優れたビジネスモデルにより、
「人々を幸せにする」情報革命を推進していきます。

https://group.softbank/corp/about/philosophy/vision/

 

世界に目を向けているのが、
ソフトバンクらしいですね!

 

7.東京ディズニーランド

 

私たちは
絶えることのない
人間賛歌の聞こえる広場をめざして
東京ディズニーランドをつくりました。
夢と勇気と希望にかがやく
世界中の人びとの顔が
この広場に
いつも満ちあふれていることを
心から願って…。

昭和58年4月15日
株式会社オリエンタルランド
代表取締役社長 高橋政知

 

これは、ビジョンというより
日本にディズニーランドを誘致した
髙橋政知氏の想いです。

 

シンデレラ城前のプラザにある
ウォルト・ディズニーとミッキーマウスの
ブロンズ像の台座のプレートに
記された文面です。

 

現在のディズニーランドが、
この想いのとおりになっている
という意味で『ビジョン』と言っても
よいと思います。

 

8.本田技研工業株式会社

 

「存在を期待される企業」になること

 

「世のため人のため、
自分たちが何かできることはないか」
いかに高く、その夢を持てるか、
その実現に向けて、
いかに情熱を燃やし続けることができるか。

これこそがHondaイズムの原点です。

“The Power of Dreams”を勇気に変えて、
失敗を恐れずチャレンジしつづけていくこと。

その技術は、
未来を描ける新しい価値を、
社会に生み出せるだろうか。

その製品は、
想像を超えた喜びや希望を、
人々に与えられるだろうか。

どんなに経済が動いても、
どんなに環境が変わっても、
お客様や社会の期待に、
今までにない新しい価値を持つ技術や
商品で応えていくために。

良いものを早く、安く、低炭素で。

Hondaはこれからも、「夢」を原動力にして、
「存在を期待される企業」をめざして、
チャレンジをつづけていきます。

http://www.honda-jobs.com/about/vision/

 

「夢」とか「チャレンジ」とか
常に変化してきたHONDAらしい
若々しい文章だと思います。

 

クルマにこだわっていないのも
HONDAらしいですね!

 

9.マツダ

 

私たちはクルマをこよなく愛しています。

人々と共に、クルマを通じて豊かな人生を
過ごしていきたい。

未来においても地球や社会とクルマが
共存している姿を思い描き、
どんな困難にも独創的な発想で挑戦し続けています。

1. カーライフを通じて人生の輝きを
人々に提供します。

2. 地球や社会と永続的に共存するクルマを
より多くの人々に提供します。

3. 挑戦することを真剣に楽しみ、
独創的な“道(どう)”を極め続けます。

http://www.mazda.com/ja/about/vision/

 

トヨタや日産、HONDAという巨大企業に
マツダがどうやって立ち向かうのか?
が伝わってきます。

 

独創的な“道(どう)”を極める
というところに、マツダのこだわりを
感じます。

 

10.SONY

 

テクノロジー・コンテンツ・サービスへの飽くなき情熱で、
ソニーだからできる新たな「感動」の開拓者になる。

 

人のやらないことをやる。

創業以来、
受け継がれてきたこのスピリットのもと、
ソニーは、エ
レクトロニクスを基に事業ドメインの拡大を続け、
映画、音楽などのエンタテインメント事業、
さらには、
金融事業も手掛ける、多様性を持った企業となりました。

そして、これらの多様な事業ドメインを、
「SONY」という4文字のもと
共通の価値観をもって運営していくことが、
ソニーの強みです。

また、
このような多様性を活かし、AI×ロボティクス事業など、
新たな事業を加速させていきます。

すべては、
人々をワクワクさせ、新たな感動を呼び起こすために。
ソニーは、これからもあくなき挑戦を続けていきます。

https://www.sony.co.jp/SonyInfo/CorporateInfo/vision/

 

復活を遂げたSONY

 

保険、音楽、ゲーム、デバイスへと
幅広く事業領域を広げながらも、
”新たな「感動」の開拓者になる”
というSONYらしさが感じられる
ビジョンだと思います。

 

以上です。

 

だれもが知る大企業のほうが、
イメージがしやすいと思って、
大企業の『ビジョン』まとめてみました。

 

『ビジョン』というと、
「夢」とか「理想」に近いイメージを
持たれるのではないか?と思います。

 

しかし、結論からいうと、
『ビジョン』は、単なる映像でしか
ありません。

 

だから、
明日の会社がどうなっているのか?
のイメージも・・・
1年後の会社がどうなっているのか?
のイメージも・・・
3年後会社がどうなっているのか?
のイメージも・・・

 

すべて『ビジョン』です。

 

目指すべきものとして、
イメージするから、
結果として、
『ビジョン』は、「夢」とか「理想」の
ようなイメージになるのです。

 

最初から、
「夢」とか「理想」を追うから
『ビジョン』を作ることのが
難しく感じられるのだと思います。

 

完璧なビジョンを求めずに、
「将来、どうなっていたいのか?」
をイメージするところから
始めればよいと思います。

 

社員に『ビジョン』を示すことで、
会社の将来を自分事として、
イメージできるようになります。

 

なぜならば、
人はイメージ出来ないものは
実現できないからです。

 

会社の「ビジョン」が達成すれば、
自分の「ビジョン」も達成できる!
という状態にすることで、
社長も社員も
同じ方向を向けるようになるだと
思います。

 

そのためには、
まずは、旗を立てる
『ビジョン』を示すということ
だと思います。

 

最後に、
我がロボット人事研究所のビジョンです。

 

仕事を面白く!毎日を面白く!

 

ロボット人事研究所の「 ビジョン」ってなんだ?

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます!

 

大事なことを小冊子にまとめました!

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