横のつながりが弱いはなぜか?

先日、お客様の社長さんから
相談を受けました。

 

「うちの社員は、
自分のことばかり考えていて
横のつながりが弱い・・・」

 

 

組織で成果を上げる場合に
一人で成果を上げることは
できません。

 

社員にはそれぞれに役割があって、
その役割を果たすとともに
その役割で埋まらない隙間を
誰かが埋めなければなりません。

 

誰の仕事でもない仕事を
誰かがやらないといけない・・・

 

そういう時に、
横のつながりがどうしても
必要となります。

 

そもそも、
横のつながりとは何でしょうか?

 

 

それは・・・

 

他人のことを思う
「思いやりの心」です。

 

では、なぜ、
他人を思う「思いやりの心」が
弱いのでしょうか?

 

今までで、自分に
「思いやりの心」が足りなかったと
思う時のことを振り返ってみると
自分に「余裕」がなかった時でした。

 

よっぽどの人でないと、
自分に「余裕」がなければ、
他人のことを思いやることなんて
できません。

 

では、自分に「余裕」がない時って
どんな時でしょうか?

 

 

それには、2つあると思います。

 

1つは、
自分は会社に十分貢献していると
思っているのに評価されていない
と感じていたり、

 

自分より貢献していない人が
自分よりも高く評価されている
と感じる時です。

 

一生懸命に仕事をしても、
評価されないのに、
どうして、他人の面倒まで
みないといけないの!
と思っている場合です。

 

もう1つは、逆に
自分が会社に貢献できていないと
感じている時です。

 

この場合は、
会社に評価してもらおうと必死で
他人のことに構っていられない場合です。

 

いずれの場合も、
自分のことだけ考えていて、
「承認」が足りないのです。

 

つまり、組織において、
横のつながりが弱いのは、
それぞれが「承認」が足りない
と感じているからです。

 

 

では、「承認」すればいいじゃないか!
ということになるのかもしれませが、
そう簡単には解決しません。

 

なぜならば、
「承認」をする立場である社長さんが
「承認」を求めていない
ということです。

 

つまり、
「承認」をすべき立場の人が
「承認」を必要だと感じていないので
社員さんが「承認」を必要としている
ことに気付かないのです。

 

社長さんには、
自分の必要としてくれる社員さんがいて
自分の会社を必要としてくれる
お客様がいます。

 

 

承認される機会が十分にあるのです。

 

社長さんは「承認」が必要なんて
思ってもいないのです。

 

だから、
横のつながりを強くしたいと
思うならば、
社長さんはよっぽど意識をして
社員さんを「承認」する必要がある
のだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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