上にいったら「おしまい」です・・・

韓国の最高裁に相当する司法が、
新日鉄住金に対して、
第二次世界大戦中の
強制労働について賠償責任
があるとの判決を下しました。

 

そもそも、1965年、
日本と韓国が国交正常化した際に
「日韓請求権協定」が結ばれました。

 

その協定では、
日本から韓国への5億ドルの
経済支援と引き換えに、
元徴用工への補償は、完全かつ最終的に
解決したことになっています。

 

しかし、今回の判決によって
国交正常化した際に結んだ
「日韓請求権協定」まで
覆してしまいました。

 

さらに、2005年には、
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が、
政府は韓日国交正常化交渉に
関する外交文書を公表し
「強制徴用に基づく賠償問題は
政治的に解決された」
との立場を表明しています。

 

13年前ですから、
記録にも記憶にも残っています。

 

それを、今回、
なかったことにしてしまいました。

 

国の最高判断機関にもかかわらず、
過去の事実が見えなくなっています。

 

あまりにも、
きれいに「U理論」のとおりに
なっているので、
「U理論」の理解を深めるために
書きたいと思います。

 

U理論の図はコチラを見て下さい。

 

 

起こったことをどう解釈するか?
これが「ダウンローディング」です。

 

上に行くのか?下に行くのか?
ですべてが決まります。

 

ここで、
「保留」できるのか?が大事です。

 

感情的になると、
上に行ってしまいます。

 

今回の裁判は
上に行ってしまったパターンです。

 

 

起こった出来事を「観ない」・・・

 

解決済みとなっていたのは、
だれが見ても明らかです。

 

「日韓請求権協定」の締結の場面は
動画で残っています。

 

 

また、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領
の発言も記録に残っています。

 

しかし、
勝訴したいという結果に
目を向けることで、
過去の事実を「観ない」ということを
選択しています。

 

日本は過去に対して
責任をとるべきだ・・・

 

そうすると、どうなるか?

 

自分達だけの世界に
「立てこもり」ます。

 

過去に、自国の大統領が
「解決済み」としていたのに、
それに気づけない(「感知しない」)
ということが起こっています。

 

こうなると、引くに引けません。

 

まさに「しがみつく」状態です。

 

 

さて、ここまでくると、
あとは、開き直るしかありません。

 

「とにかく日本が悪いんだ!」
という状態です。

 

相手のことなど考えません。

 

「不在化・傲慢」です。

 

そして、情報操作を始めます。

 

「無理やり連れて行って
強制労働をさせるなんて酷い!」
という話になります。

 

しかし、裁判の論点は、
強制労働の有無ではありません。

 

「日韓請求権協定」の範囲の問題です。

 

問題をすり替えています。

 

まさに「操る」・・・

 

 

そして、
自分たちは間違っていないと
自分たちを無理に正当化します。

 

これが「自己欺瞞(じこぎまん)」です。

 

そして、最後には・・・
「賠償をしろ!」と言って
この問題を投げ出します。

 

これが
「力の濫用」から「棄てる」

 

最終的には、
関係性が「破壊」されます。

 

典型的なU理論の
上に行っているパターンです。

 

この問題を解決しようと思ったら、
下に行かないといけません。

 

 

過去の事実を「観て」、
相手の立場やその時の背景を
感じ取る・・・

 

そして、自分が感じている
感情を手放して・・・

 

心の中に、
わきおこる気持ちを受入て・・・

 

それを言葉にしてみる・・・

 

そうすることで、
解決策が見えてくる・・・

 

ポイントは、
「観る」ことだと思います。

 

私も、今、リボーンに向けて、
自分の過去について、
この「U理論」の下をくぐるべく、
「観る」という事に意識を向けています。

 

リボーン当日までには、
「U理論」の下をくぐって、
スッキリした状態で迎えたいと思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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