自分は変わったと思っても・・・

先日訪問した会社さんで
ちょっとした問題が起きました。

 

大事な設計変更の情報が
社長に報告がなく、
結果として見積もりに
反映できませんでした。

 

どうしてそんな大事な情報が
社長に報告がなかったのか?
をみんなで話し合いました。

 

さんざん話し合った後、
その社員さんが
申し訳なさそうにこう言いました。

 

「社長にメールしていたんですが・・・」

 

社長に確認をしてもらいました。

 

確かに送られていました・・・

 

『ごめん!』と社長

 

『なんだよ!
言えばよかったのに・・・』

 

その通りです。

 

言えばよかったのです。

 

 

でも、言えなかったのです。

 

それが問題です。

 

では、なぜ言えないのでしょうか?

 

それは以前、
本当のことを言うことで、
怒られたり、
責められたりして、
嫌な思いをしたからだと思います。

 

この会社さんは、
チームビルディングを導入して
みなさん、言いたいことが
言えるようになってきたと思います。

 

何よりも社長が変わりました。

 

頭ごなしに社員を怒鳴り
つけるようなことはなくなりました。

 

でも、人って、
すぐには変わりません。

 

うまく出来る時もあれば、
今まで通りのやり方を
してしまうこともあります。

 

10回のうち5回出来るようになり
その5回が7回、8回になる…

 

社長の中では、
出来るようになったと思っても
社員にしてみれば、
今までのイメージがあります。

 

自分がやり方を変えたとしても
周りが変わったと認めてくれる
まで時間がかかります。

 

だから、今回のように
正直に言ってもらえない
ようなことがあっても、
それは仕方がないことです。

 

今まで、それだけのことを
してきてしまったのです。

 

簡単に、変わったとは
思ってもらえません。

 

将来に向けて
変わった姿を見せ続けるしか
ないのです。

 

社員は社長の一貫性を
見ています。

 

大事なことは、
せっかく変えたやり方を
元に戻さないことです。

 

変わろうとする意思を
持ち続けることです。

 

そして、分かって欲しいのは
社員が変わろうとする場合も同じだ
ということです。

 

社員もまた、そんなに
簡単に変われません。

 

だから、社員が
変わろうとしている時は
見守って欲しいのです。

 

お互いに
10回中できない3回ではなく
できた7回を見て欲しいな!
と思うんですよね!

 

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