言いたいことを言えないのが問題ではない

先日、お客様の会社で、
社員さんと面談していて、
こう言われました。

 

「みんな、
社長に言いたいことが言えない!」

 

でも、
社長さんと皆さんが
一緒にいる時に同席していると
なんか、みんな言いたいことを
言っているように私は感じました。

 

「なんなんだろう?」

 

違和感がありました。

 

で、しばらく、
一緒にいさせてもらって
ようやくわかりました!

 

言いたいことが言えないのではなく
社長さんが社員さんの話を
聞いていないのです。

 

つまり、
社員さんが言いたいことが
社長さんに伝わっていない。

 

これは、
前回のブログでお話をした
「自己表現性」の問題です。

 

「自己表現性」の高い人にとっては
「自己表現性」の低い人に言われても
蚊に刺されたようなものです。

 

言われたうちに入りません。

 

だから、
「自己表現性」が低い人が
「自己表現性」の高い人に言う時は
シフトチェンジして、頑張って
伝える必要があります。

 

そもそも、社長さんは
「自己表現性」が高いです。

 

だから、
「自己表現性」が低い社員さんが
話したところで、
社長さんには届かないのです。

 

ただ、問題があります。

 

社員さんが「自己表現性」を
上げたところで
社員さんが社長さんに言うには
限界があります。

 

まさか、社長さんに
ケンカ腰に話すわけにもいきません。

 

だから、
「自己表現性」の高い社長さんは、
「自己表現性」を抑えて、
社員さんの話を聴くということに
チャレンジしてもらわないといけません。

 

しかし、これができない・・・

 

「自己表現性」を抑える
ということが、どういうことなのか?
分からないのです。

 

そんな時、私はこんな話をします・・・

 

社長さんと社員さんの間に
透明の箱があったとします。

 

その箱の中に、
お互いに話をした量に応じて、
社長さんは赤いボール、
社員さんは白いボール
を入れるとします。

 

話し終わった後に
赤いボールと白いボールの割合が
2:8となっているイメージです。

 

つまり、
社長さんの話す量を減らして、
社員さんに話をさせてあげて
欲しいのです。

 

そもそも、
社員さんは話をすることに
慣れていない場合が多いです。

 

自分の考えていることを
すぐに言葉にすることは
できません。

 

言葉になるまで、
待ってあげて欲しいのです。

 

緊張もあります。

 

時間がかかるかもしれません。

 

相手の立場になって考えてみると
見えてくるものがあると思います。

 

そうやって話せる状態を作ることが
大事だと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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