速読?それとも、積読?

3日間の速読の講座が終わりました。

 

以前から
速読は気になってました。

 

でも、速読って、
なんだか胡散臭くて
学ぶ気になりませんでした。

 

そんな時、
昨年のリボーンアワードで
寺田さんに出会いました。

 

寺田さんは審査員として
リボーンに来られていました。

 

審査員としてのコメントが
いちいちもっともで
鋭いんだけど悪意がない・・・

 

誠実な印象を受けました。

 

この寺田さんが
教えている速読術が・・・

 

フォーカス・リーディング
https://www.focusreading.jp/

 

この人から速読を学びたい!

 

そう思いました。

 

で、2月2日から3日間の
講座を受けました。

 

結果、どうなかったか?

 

読書スピードが、
875文字/分 ⇒ 3,150文字/分
になりました。

 

3.6倍です。

 

今まで、読むのに
一週間かかっていたビジネス書を
40分で読めるようになりました。

 

本当は20分ぐらいで
読めるはずなんですけど・・・

 

練習は必要だと思っていますが、
手応えは十分に感じています。

 

20分なんかで
ちゃんと読めているの?

 

もちろん、
ちゃんと読んでいません。

 

えっ?って話ですよね!

 

というか、そもそも
ちゃんと読むって
どういうことでしょうか?

 

一字一字、声に出して
読むことでしょうか?

 

著者の気持ちに寄り添って
読むことでしょうか?

 

中身を覚えるつもりで
読むことでしょうか?

 

今までのように
一週間かけて読めば、
ちゃんと読んだことになるので
しょうか?

 

私の本棚には、途中まで読んで、
そのまま放置されている本が
ずらりと並んでいます。

 

つまり、そもそもが
ちゃんと読んでいないのです。

 

フォーカス・リーディングでは、
読む目的をはっきりさせます。

 

次に、10分間で全体を眺めて
話の流れを掴みます。

 

次に、気になったところを
20~30分で読みます。

 

すると、
本の内容がだいたい分かります。

 

私は、このレベルですが、
このまま続けていけば、
理解力が上がっていく感覚があります。

 

こんなことを言っていると、
なんかモヤっとする方もいるかもしれません。

 

読み方が変わったんだったら、
3.6倍って意味ないじゃん!

 

それはその通りです。

 

しかし、読書の目的は、
読みたい本から
必要な情報を得ることです。

 

正直、
手段なんてどうだっていいんです。

 

結果として、
今までよりも約30%の時間で
情報が得られればいいんです。

 

圧倒的な成果を目指するのであれば
やり方は見直さないといけないのです。

 

これがイノベーションです。

 

普通に考えたら、
3日間学ぶだけで3.6倍早く
読めるようになる訳ないじゃん!
って話です。

 

つまり、
「変なこと」をしているわけです。

 

この「変なこと」をする時に
大事なことは・・・

 

『U理論』です。

 

『U理論』は
7つのステップで説明がされます。

 

 

1.ダウンローディング

未知なもの、
好ましくないものに出会った時に
自分の経験に照らして解釈をする。

「なにコレ?」

 

2.観る

頭の中で起きているに混乱し
動揺することなく、
目の前の事象、状況、情報に
意識がむけられている状態。

「速読って、ホントにできるのかな?」

 

3.感じ取る

自分の過去の解釈を壊し、
見えなかったものを観ようとする。

「確かに、こんな読み方もありかも・・・」

 

4.プレゼンシング

こだわりがなくなり、
新たな解釈や考え方が湧き上がってくる。
ここから未来が出現し、
イノベーションが生まれる。

「やってみたら、読める感じがしてきた!」

 

5.結晶化

新たな解釈や考え方を自分の感覚として
カタチにしようとしているプロセス。

「どうしたら、もっと読めるかな?」

 

6.プロトタイピング

試行錯誤しながらアウトプットするプロセス。

「とにかく、やってみよう!」

 

7.実践

新しいやり方、仕組み、習慣として実体化する。

「練習あるのみ!」

 

各段階で、私が感じたことを重ねると
こんな感じで説明できます。

 

まさに、寺田さんの講座は
私にとっては未知なものでした。

 

それを拒絶したら、
そこでおしまいです。

 

そこで思考停止になることなく
寺田さんが教えてくれたことを
信じてやってみることで、
手ごたえを感じられたのです。

 

だから、
やったことがない人には
「ダウンローディング」のままです。

 

つまり、
「なにコレ?」という状態です。

 

何でも、そうなんですが、
新しいことをするときは、
この「なにコレ?」を受け入れないと、
その先に行けないのです。

 

頭から否定しないで、
「観る」と「感じ取る」が大事です。

 

私も今回、速読に取り組めたのも
『U理論』を知っていたからです。

 

感覚的で分かりにくいと
思うのですが、
ご自分の過去を振り返って、
何か乗り越えた経験と
『U理論』を重ねていただくと
それこそ、プレゼンシングが起こると
思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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