それが私の仕事です。

お客様の会社に行って、
社長さんと社員さんの話を聞く
のが私の仕事です。

 

社長さんの話を聞いていると
社長さんの話は正しく聞こえます。

 

でも、社員さんの話を聞いていると
社員さんの話は正しく聞こえます。

 

結局、どっちが正しいのか?

 

実は、どちらも正しいのです。

 

だから、難しいのです。

 

どちらかが悪いのであれば、
簡単です。

 

悪い方を正しくすれば
良いのです。

 

双方、正しいから、
正しようがありません。

 

どちらも正しいというスタンスで
社員面談をしないと危険です。

 

どちらかに加担すると
バランスを壊すことになります。

 

そもそも、双方、正しいのに、
一方だけ、悪くなります。

 

でも、
正しいと思っている者どうしが
どうしたら納得してもらうことが
できるのか?

 

それが私の仕事です。

 

どうするのか?

 

正しいと思っている双方に
「相手も正しいかも?」
と思ってもらうようにします。

 

そんなことか!と
思われるかもしれません。

 

でも、これが難しいのです。

 

人は自分の見たいように見て
聞きたいように聞きます。

 

だから、
相手が間違っていると思ったら、
相手の間違ったところだけが
見えたり、
聞こえたりします。

 

「相手が正しいかも?」
と思うためには、
この心の動きを止めないと
いけません。

 

では、どうやって止めるのか?

 

まずは、そもそものところを
確認します。

 

社長さんは社員さんと
どのような関係になりたいのか?

 

社員さんは社長さんと
どのような関係になりたいのか?

 

そうしたら、だいたいの場合、
良好な関係だとおっしゃいます。

 

次に今の状態が続いたら
どうなるか?をお話します。

 

「U理論」です。

 

 

自分の正しさだけを
主張していくと、
U理論の上に行きます。

 

上に行くと・・・

 

 

「観ない」

「感知しない」

「不在化・傲慢」

「自己欺瞞」

「棄てる」

「破壊」

 

 

待っているのは「破壊」です。

 

人間関係が壊れます。

 

「破壊」を望むのであれば、
そのまま、進んでいけば良いと思います。

 

しかし、
良好な関係を望んでいるとしたら、
上に行ったら、
その望みは叶いません。

 

下に行かないといけません。

 

下に行くと・・・

 

 

「観る」

「感じ取る」

「手放す」

「プレゼンシング」

「結晶化」

「プロトタイピング」

「実践」

 

問題は「手放す」ところから
先に進みません。

 

「相手が正しいかも?」
と思うためには、
今の思考を手放さないと
いけません。

 

「プレゼンシング」は、
聞きなれない言葉かもしれませんが、
「未来が出現する」と表現されます。

 

「ひらめき」というか、
「道が開ける」感じです。

 

ただ、そう簡単には
「未来が出現」しません。

 

でも、それで良いと思います。

 

とにかく、上に行かなければ、
チャンスはあります。

 

社長さんと社員さんの
話し合いが進んでいなくても・・・

 

目に見える成果がなくても・・・

 

社長さんからも社員さんからも
こんな話し合い意味があるの?
と言われても・・・

 

お互いに前に進もうとしている
意志が感じられれば、
それでよいと思っています。

 

私としては、
負けない戦い方をして、
ひたすら、勝てるチャンスを待つ!

 

そんな感じで、泥臭くやっています。

 

それが私の仕事です。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

4月のセミナーが決まりました!

 

言い方を変えるだけで、
社内の「人間関係」が改善し、
社員が誰一人辞めなくなる
『ロボット型』組織づくりセミナー

いつもブログでお伝えしている
「効き脳」診断をしてゲームをしながら、
人と人がすれ違うメカニズムを
参加者の皆さんと一緒に学びます!

2019年4月19日(金)です。

14時半から17時半です。

2019年4月19日にセミナーを開催します!

 

GW前、最後のセミナーになると思います。
皆様の参加をお待ちしています!

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