私が解決したわけではありません

半年ぐらいもめていた
お客様の会社の
人の問題が解決しました。

 

社長さんからは、
感謝の言葉をいただきました。

 

ありがたいと思いますが、
私が解決したわけでは
ありません。

 

以前もご紹介した
『敵とのコラボレーション』

という書籍の中にこんな言葉が
あります。

 

問題の一因でない人は、
問題解決に参加しようがない

 

問題が起こった後に
相談を受けるので、
私が問題の一因ではありません。

 

人の問題は
お客様の会社の問題であって
私の問題ではありません。

 

誤解されたくはないですが、
無責任に仕事をする
という意味ではありません。

 

仕事は責任をもってやります。

 

ただ、問題を解決するのは
社長さんと社員さんだ
ということです。

 

先ほどの本にも
こんな風に書いてあります。

 

自分が何かを変えていると
証明したいと望むのはうぬぼれだ!

 

意志決定をしたのは
社長さんと社員さんであって、
私ではありません。

 

私は、アドバイスはしましたが、
それだけで問題は解決しません。

 

問題が解決したのは、
当事者が意思決定をしたからです。

 

だから、
成果は私のものではありません。

 

最近、そんな風に
考えるようになってから、
上手く行くようになってきた
ように思います。

 

以前の私は、
問題を解決しようとするあまり
私が、直接、問題を解決して
しまうことがありました。

 

問題に入り込んで、
周りをコントロールして
自分の思った通りに
ものごとを進めようとしていました。

 

でも、これをやってしまうと
当事者の社長さんと社員さんは
自分で考えることをしなくなります。

 

そして、問題が起こるたびに
どうしたらよいのか?
私に相談をします。

 

私としては
頼りにされている感じがあるので
やりがいも感じられます。

 

さらに、お金をいただいていても
お役になっている感じが
あるので安心です。

 

しかし、これだと、
表面的な問題を
解決してるだけなので、
また、同じ問題が起きます。

 

つまり、
お客様と私が協力して
問題を生みだす構造を
作り出しているのです。

 

この構造から抜け出すには、
私が問題を解決しないで、
お客様に解決していただく
ことが必要です。

 

だから、
私が問題から距離を置くことが
大事になります。

 

そうすることで、
お客様が自分たちで問題を
解決しようと思うようになります。

 

でも、それだと、
私のいる意味がないように
感じられてしまうかもしれません。

 

お金をいただいている私としては
正直、不安です。

 

しかし、不安は私の問題です。

 

大事なことは、
お客様に成長していただくことです。

 

それが本当に問題を解決することになり
お金をいただいている根拠です。

 

何でお金をいただいているのか?
を正しく理解することが大事だと
思います。

 

お客様の成長がゴールですから
自分をクビにすることを
目標にすべきだと考えています。

 

そして、お客様が成長した後も
必要としていただけるように
私自身も成長することが
お客様と私の健全な関係だと思います。

 

だから、
私がこの仕事を続けようと
するならば、
私自身が成長し続けるということが
必要なのです。

 

という訳で、GW中も休まず、
ブログを書いています(笑)。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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