焦らないことが大事

今日は書きずらい内容で
苦戦をしていますが、
気になっているので、
書いてみたいと思います。

 

私が気になっているのは

「戦争しないと
どうしようもなくないですか」

という発言です。

 

元維新・丸山議員が、
北方四島の返還に関連して
失言をしたとして
除名扱いを受け、
議員の辞職勧告という話まで
出てきています。

 

北方領土の返還交渉は
一向に進んでおらず、
話し合いで返還されるとは思えません。

 

国は今回ようなビザなし渡航や
一時的な里帰りや
共同開発など返還を前提としない
話し合いから解決の糸口を
探しているように思います。

 

それこそ、取り返すためには、
戦うしかないのかもしれません。

 

しかし、それは、
日本がロシアに戦争を仕掛ける
ということであり、
現実的はありません。

 

それを発言することが、
どのような影響を及ぼすのか?

 

衆議院沖縄北方特別委員である
国会議員がわからないはずが
ありません。

 

では、どうして、
こんな発言をしたのでしょうか?

 

どうもつながらないのです。

 

そういう考え方の人だから
仕方がない・・・

どんな影響力を及ぼすのか?
理解できないのだから、
仕方がない・・・

という
判断もあると思います。

 

しかし、それにしたって
あまりにも乱暴な発言です。

 

今回の発言があった場所は、
『国後島』です。

 

その地に立てば、
どうしても取り戻したいという
気持ちが強くなるのでしょうか?

 

こればかりはよく分かりません。

 

ただ、なんとなく分かるのは、
成果を焦り過ぎたのだと思います。

 

『何としても取り戻さねば!』
という想いが強かったのでは
ないでしょうか?

 

想いが強ければ強いほど
周りが見れなくなります。

 

自分の持っている解決策が
唯一の解決策に思えてきます。

 

そうなってくると、
何としてもその解決策で
解決しようとします。

 

その解決策に
賛同しない人がいると
その人が間違っているとしか
思えなくなってきます。

 

もうここまでくると、
後戻りは難しくなります。

 

賛同しない人を非難し、
話し合いをすることを
あきらめます。

 

そうなると、
もはや、話す余地がなくなり、
自分の解決策を
力づくで推し進めようとします。

 

実は、これは、
「U理論」と言われるものです。

 

 

「観ない」

「感知しない」

「不在化・傲慢」

「自己欺瞞」

「棄てる」

「破壊」

 

ものごとを
強引に進めようとすると
このプロセスに陥ります。

 

残念ながら
このプロセスにはまると
上手く行かなくなります。

 

だから、ここは、
このプロセスにはまらないように
別の道に進む必要があります。

 

それが、

 

 

「観る」
私の解決策が唯一なのか?

「感じ取る」
別に方法はないのだろうか?

「プレゼンシング」
ひょっとしたら、
こんな風に解決できるのでは?

「結晶化」
こんな方向で考えれば
解決できるかな?

「プロトタイピング」
これであれば、お互い、
前に進めるかもしれない・・・

「実践」
よし!これを実行してみよう!

というプロセスです。

 

正直、このプロセスは、
上手く行かないと思います。

 

しかし、
上手く行かないからと言って、
あきらめると、
破壊へのプロセスに陥ります。

 

だから、
上手く行かなくてもあきらめずに
破壊のプロセスにだけは
行かないようにして
上手く行くのを待つ・・・

 

結局、
相手は変えられないのです。

 

短気を起こして
強引に推し進めようとすると
問題が大きくなります。

 

上手く行かない時は、
とにかく、焦らないことが
大事だと思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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