サッカーJリーグ1部の
4クラブの監督が
解任されてしまいました。
ヴィッセル神戸
サガン鳥栖
清水エスパレス
浦和レッズ
その全てが
外国籍の監督です。
たんなる偶然か、
それとも、何かのパターンなのか？
それぞれに
理由があると思うのですが
気になるのは・・・
ヴィッセル神戸です。
楽天の三木谷会長の
財力をバックに
「バルサ化を進める！」
というビジョンを掲げて・・・
イ二エスタ
ビジャ
サンペール
を獲得して
メンバーだけ見れば
確実に「バルサ化」が進みました。
しかし、今期は、
現時点で13位（4勝1分8敗）
と結果がでません。
そこで、
「バルサ化」の切り札だった
リージョ監督を解任したという訳です。
次の監督は
ベンゲルが噂されています。
さすが、三木谷会長！
剛腕経営者という感じです。
思いっきりがいい！
でも、あんまり
上手く感じがしません。
チームビルディング的では
ないんです・・・
これじゃ、
三木谷会長のチームです。
イニエスタも
ビジャも
サンペールも
ベンゲルも
三木谷会長でなければ
連れてこれません。
そうなると
みんな、三木谷会長を見ます。
三木谷会長がやりたいことを
やろうとします。
つまり、
三木谷会長の顔色をみる
だって、
三木谷会長の期待に応えられないと
クビになりますから・・・
だぶん、三木谷会長は
そんな風に思われている
なんて思っていないと思います。
（さすがに思っているかな？）
ただ、純粋に
自分が思い描いたチームを
作りたいだけだと思います。
では、なぜ、こうなってしまう
のでしょうか？
それは・・・
ビジョンが強すぎるのです。
三木谷会長自身の
エネルギーが強すぎる
と言っても良いのかもしれません。
光が強ければ、
影が強くなります。
本当のことは分からないので
ここからは、私の想像です。
本業の楽天では
三木谷会長を抑える人がいる
と思います。
業界も成熟してきているし、
競争相手も強力ですし、
優れたスタッフもいるのだと
思います。
だから、対話が行われ、
練りに練った戦略が
生まれるのだと思います。
それに対して、
ヴィッセル神戸では、
三木谷会長に意見できる人が
いないのだと思います。
対話が行われず、
三木谷会長が言ったことが
そのまま行われている・・・
だって、
ベンゲルさんが
「バルサ化」できる気がしない
ですよね！
明らかにスタイルが違います。
そう考えると、
三木谷会長の力が
ストレートに発揮されすぎている
のではないか？
と思うのです。
どんなに優秀な経営者でも
全てを理解しているわけでは
ありません。
ルービックキューブです。
必ず、見えない面が存在します。
そんな時は、
自分が見えていない面を
教えてくれる人が必要です。
自分が見えていない面を
教えてくれる人との対話によって、
全体が見えるようになる。
その社長が見えない面を
教えてくれるのは、
No.2の存在です。
No.2は、
社長と社員の間に立っているので
社長のことも社員のことも
両方わかります。
だから、
お互いのクッションに
なることができます。
それによって
社長からの圧力が弱まります。
社長の圧力が弱まれば、
社員が、ビジョンを目指して
自ら考えて動けるようになります。
三木谷会長ではなく
ビジョンを見るようになれば、
組織が機能し始めると思います。
だから、
ヴィッセル神戸も
三木谷会長の姿が目立たたなく
なってくれば、
機能し始めるのだと思います。
光が強すぎると影も濃くなる。
それを薄めるのがNo.2です。
ヴィッセル神戸にどんなNo.2が
現れるかどうか？
注目したいと思います。
これだけのタレントが揃っているので
機能し始めたら、
とんでもないチームになると
思うのですが・・・
でも、30代後半の元バルサおじさん達に
好きなようにさせないＪリーグで
あって欲しいとも思います。
こんな見方をすると
Ｊリーグにも興味がわいてきました！
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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