多様性を認めるには強くならなければならない

桜田前五輪相が
また失言で問題になっています。

 

今度は・・・

結婚しなくていい
という女の人が増えている。

お子さん、お孫さんには
子供を最低3人くらい産むように
お願いしてもらいたい

と発言したというのです。

 

そもそも、
これは失言なんでしょうか?

 

失言というのは・・・

 

言ってはいけない事を、
うっかり言ってしまうこと。

 

では、今回の発言は
少子化を食い止めるための
「お願い」です。

 

3人産まない人を非難した
わけではありません。

 

確かに、子供が欲しくても
できない人もいます。

 

また、子供を産みたくても
経済的に余裕がなくて、
産めない人もいます。

 

桜田さんの発言を聞いて
傷つく人もいれば、
不快に思う人もいると思います。

 

しかし、
それは仕方がないことです。

 

人と人は違うのです。

 

桜田さんは、
「3人産んで欲しい」
と思っているだけです。

 

それを失言だと非難して
「国会議員として恥だ」
だというのは、
多様性を排除することに
なります。

 

多様性を認めるということは
どんな考え方があっても
良いということです。

 

だから、
桜田さんみたいな考え方があってもいいし
それとは逆の考え方があってよいのです。

 

桜田さんと逆の考え方を
持っているなら、
桜田さんを否定せずに、
反論すればよいだけの話です。

 

少子化を考えた時に
解決をするためには
子どもを増やすしかありません。

 

一方、子供を産みたくても
産めない人もいることも確かです。

 

つまり、立場が違うだけで
お互いに言っていることは
正しいのです。

 

こういう問題は、
白黒をつけるのではなくて
お互いの立場の違いを
理解するしかありません。

 

これが多様性を認める
ということだと思います。

 

極端な話、
多様性を認めるなら
失言問題はなくなります。

 

言っていけないと言っている時点で
多様性がありません。

 

多様性を認めるためには
自分と違うものを
許さないといけません。

 

自分と違うものを
受け入れないといけません。

 

つまり、
自分と違うものに対して
強くならなければならないのです。

 

発言や見た目や感情などの
表面的なことに左右されずに
相手の本質的な部分を
見る必要があります。

 

だから、
多様性を認めるって
簡単なことではないのです。

 

「多様性を認めない!」
ということを認めるのも
多様性ですから・・・

 

お互いの立場を認めながら
お互いに言いたいことを言い、
お互いの話を聞く・・・

 

排除した時点で、
多様性は失われます。

 

結局、白黒つけないことに
堪えられるかどうか?
なんだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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