たぶん、今日は負けて何より

全仏オープンテニスの
女子シングルス３回戦で
大坂なおみ選手が負けてしました。

試合後のインタビューで
こんなことを言っています。

「たぶん、今日は負けて何より」

四大大会（グランドスラム）
第1シードという重圧から、
頭痛に悩まされていたそうです。

相当のプレッシャーだったのだと
思います。

頭痛に悩まされるぐらいですから
勝てるイメージを持てなかった
のだと思います。

人間、良くも悪くも
「思ったようになる」と言いますが
まさにその通りだと思うのです。

だとすると、大事なことは、
上手く行かない時に
どう思うか？だと思います。

つまり、負けたことを
いつまでも気にしていると
いつも負けたイメージがつきまといます。

だから、負けた時は、
負けたイメージを早く切り離すことが
大事だと思います。

だからこそ
「たぶん、今日は負けて何より」
というコメントで、
負けたことをポジティブに
とらえようとしているのだと思います。

なんか、ようやく、
なおみ選手らしくなってきた
感じがしました。

確かに、
世界ランキング１位ではありますが
グラフやセリーナみたいな
絶対的な強さではないように思います。

大坂なおみ選手は、
どこか危なっかしい感じのする選手で
弱音を吐きながらも、
最後はなんとか勝つみたいなのが
「らしさ」のように思います。

でも、今回は、
優等生的な発言が多く
なおみ選手らしくなかったような
気がします。

「世界１位として、グランドスラムに
臨むのは初めてです。」

「とても大事な大会のひとつですから、
そこでいいプレーをしたい。」

普段は
「ランキングが自分の目標にはならない」
と言っていたのに・・・

世界１位を気にし過ぎたのかも
しれません。

それは結果論かもしれません。

でも、らしくなかったのは、
確かだと思います。

この「らしさ」って、
「強み」だと思うのです。

結局、「強み」を活かせないというのが
成果が出ない原因だと思うのです。

ちょっと、話は変わりますが、
「集団左遷」

TBSの日曜日の夜のドラマです。

続編が決まった「半沢直樹」や
「下町ロケット」の時間帯ですが
現在、放映している「集団左遷」は、
平均視聴率が10％を割っているそうです。

私も、初回は観ましたが、
その後は観ていません。

その理由は、福山雅治さんが
コメディーをやっているのが、
どうもしっくりこないのです。

そうです。

「らしく」ないのです。

福山雅治さんは、
カッコイイ役のほうが
似合うと思うのです。

その話と、
大坂なおみ選手の話と
一緒にするわけにはいかない
かもしれませんが、
「強み」を活かせてないなぁ～
と思うのです。

成果は
「強み」からしか生まれません。

そういう意味で
自分の「強み」を知るということが
大事だと思います。

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今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

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