問題社員か?問題社長か?

先日、お客様の会社で
社長さんから依頼をされて
社長さんが問題社員だと思っている方
と面談をしました。

 

その社員さんが言うのは
いわゆる会社の不満です。

 

「自分は正しい!」
「社長が問題だ!」
ということをおっしゃって
いました。

 

会社に不満をもつことは
悪いことではないと思っています。

 

それだけ会社に対する想いが
あるからです。

 

思ったことは言ったほうが
よいと思います。

 

ただ、正直、話の内容は
あまり聞いていません。

 

聞いていても
あまり意味がないのです。

 

いつも書いている
ルービックキューブの話です。

 

 

人間には認知の限界があって
6面あるうち3面しか
見ることはできません。

 

「見えない3面」が存在しています。

 

その不満は
その「見えない3面」が
見えていないから言える話です。

 

だからと言って
見えないのだから
仕方がありません。

 

だから、
相手を正すこともないし、
説得することもしません。

 

ただ、大事なことは
どうしたいのか?ということです。

 

解決したいのか?
解決しなくてもよいのか?

 

解決をしたいのであれば、
「あなた」が変わらないと
いけません。

 

なぜなら、
やっかいなことに
見えている3面と
見えていない3面は
つながっているからです。

 

そうです。

 

あなたも問題の一部なのです。

 

ルービックキューブの話には
続きがあります。

 

あなたが赤い面をそろえて
いたとします。

 

その裏で、
相手が黄色い面をそろえて
いるとします。

 

あなたが先に赤い面を
そろえたとします。

 

その裏で
黄色い面がそろっていません。

 

相手は黄色い面をそろえよう
とします。

 

それは、
あなたがそろえた赤い面を
崩すことを意味します。

 

そのときに、
あなたはどうしますか?

 

頑なに、崩すのを拒むのか?

 

相手に譲るのか?

 

でも、相手に譲れば、
あなたの赤い面はそろいません。

 

どうしたらよいのでしょうか?

 

ベストの解決方法は、
6面すべてをそろえることです。

 

私はルービックキューブの
6面そろえることはできませんが
そろえられる人によると
やり方があるそうです。

 

そのやり方でやれば
そろうのです。

 

ルービックキューブなら
話は簡単ですが、
会社となると難しい・・・

 

なぜなら、
相手を信じられないからです。

 

一度、崩したら、
崩されっぱなしで、
あなたの面がいつまでも
そろわないかもしれない・・・

 

だから、
不満を解決するには
相手を信用しないと
始まらないということです。

 

相手を信用するためには
どうしたらよいのか?

 

それは、
同じことを目指していることを
確認することです。

 

やり方や行き方は様々ですが、
最終的には同じところに行く!

 

それがビジョンの共有です。

 

お互いにビジョンの達成を
信じられるか?
という問題だと思うのです。

 

経営者と社員は立場が違います。

 

お互いに理解し合うことは
困難です。

 

だから、
目指すべきゴールは
ビジョンの共有であって
相手を理解することではないのです。

 

結局のところ、
問題社員か?問題社長か?
の問題は、
ビジョンを共有できるか?
できないか?
だと思うのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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