「分かります?」って分かりますか?

昨日はあべきさんの
コーチングの勉強会でした。

 

テーマは、
「フィードバック」です。

 

フィードバックというと、
本人に評価結果を伝える
みたいなイメージがあります。

 

正しいような
正しくないような
イメージです。

 

正しく言うと・・・・

 

相手が外界に向けて
伝えていることを
その発信元である相手に
返すプロセス

 

なんか難しいですね!

 

簡単に言うと・・・

 

見えたり聞こえたり
思ったり感じたことを
本人に伝えること

 

そう言われれば、
そんなに難しい話では
ないと思います。

 

しかし、
コミュニケーションを行う上では
ものすごく大事な話です。

 

そもそも、どうして
フィードバックが必要なのでしょうか?

 

それは・・・

 

人と人は違うからです。

 

同じものを見ても、
同じものを聞いても、
理解の仕方は人それぞれです。

 

このブログでは
人と人が違うということを
「効き脳」を使って説明をしています。

 

「効き脳」って何なの?

「効き脳」って何なの?

 

人と人は違うのに
チームとしては協力して
成果を出さないといけません。

 

そうなった時に
思考の違いをそのままにして
置くわけには行きません。

 

思考の違いを
そろえる必要があります。

 

しかし、人は変えられません。

 

そろえるためには、
自分で気付いてもらう必要が
あります。

 

その時に、
違いに気付いてもらうために
フィードバックを使います。

 

多くの場合は、
人間関係で優位にある方が
こんな言い方をします。

 

「分かった?」って・・・

 

分かります?

 

あっ、私も言ってしまいました(笑)

 

私は、あえて言ったのですが、
「分かります?」と言われた感覚は
どんな風に言語化できるでしょうか?

 

「自分が良いのか?悪いのか?
見定められている感じがする」

 

「分かっていないと
ダメな人だと思われるような感じがする」
(分かっていなくても、何も言えない)

 

「責められている感じがする」

 

こんな気持ちになるのではないか?
と思うのです。

 

つまり、あまり、
いい感じがしないのです。

 

どうしてなのでしょうか?

 

そもそも、「分かる」って
まーまー難しいのです。

 

しかし、
「分かります?」と言っている人は
その難しさを分かっていないのです。

 

「分かります?」と言われる感覚が
分かっていないのです。

 

ただ、そもそも、
「分かります?」と聞いている方も
悪気があるわけではないと思います。

 

だから、
上手くコミュニケーションする
ためには、
言い方を変える必要があります。

 

では、
何と言ったらよいのでしょうか?

 

それは・・・

 

「伝わってますか?」

 

分かる前には
伝わっている必要があります。

 

だから、「分かる」の前の段階を
確認すればよいのです。

 

もし、「分かってる?」が口ぐせに
なっているようであれは、
気を付けたほうが
良いかもしれませんね!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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