その問題を切り離せるのか?

京都で痛ましい事件が起きました。

 

アニメーション制作会社が放火され
33名の方々が亡くなりました。

 

亡くなった方々の
ご冥福をお祈りします。

 

人に感動を与えるアニメーション
を作成している会社の社員さん

 

ただただアニメが好きな人が
集まっている会社だと言います。

 

製作中の作品もあったと思います。

 

構想していた作品もあったと思います。

 

自分の作品を作ることを
夢見ていた方もいたと思います。

 

さぞかし、無念だと思います。

 

犯人はよくわかりません。

 

人の未来を奪う

 

実に憎むべき犯行です。

 

許す気になれません。

 

最近、理不尽な事件が
増えているように思います

 

高齢者の暴走

 

警察官への傷害

 

小学生への殺傷事件

 

どれも異常な事件であり
どうしてこんな事件が起こるのか?

 

全く理解ができません。

 

なにか、我々と別世界の事件
のようにも思います。

 

しかし、間違いなく
異常な事件が起こった世の中と
事件後の世の中はつながっています。

 

犯人が逮捕されたから
犯人がいなくなったからと言って、
別の世の中になったわけではありません。

 

これらの事件は、我々の世界の一部です。

 

問題が起こった時に
人はその問題を切り離そうとします。

 

問題社員がいれば、
会社を辞めさせることで
解決をしようとする・・・

 

たしかに、
当面の問題は解決します。

 

それで、もう二度と
問題社員が現れないのであれば、
その社員さんの問題だったのかも
しれません。

 

しかし、繰り返し、
同じような問題社員が現れるのだとしたら
それはその組織自体の問題だと
思います。

 

問題社員をやめさせたところで
問題は解決しません。

 

問題を切り離しても
問題は解決しないのです。

 

問題を解決するためには、
自分もその問題の一部であることに
気づかないと解決ができません。

 

好きな仕事をするために
憧れの会社に入り、
楽しく仕事していた社員さんの命が
一人の愚行により奪われる・・・

 

会社は社員を幸せにする場所だったのに・・・

 

自分の夢を叶える場所だったのに・・・

 

こんなことはあってはならない
と思います。

 

別の世界の問題として
切り離したくなります。

 

しかし、切り離さずに
受け止めることしか解決できない・・・

 

いや、何をもって解決というのかも
わからない・・・

 

ただただ、悲しい事件です。

 

心から亡くなった方々の
ご冥福をお祈りします。

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