プロの経営者は違う!

日本経営合理化協会
「全国経営者セミナー」には、
いろいろな社長さんが登壇されます。

 

自分の失敗談を話す社長さんもいれば
自分の自慢話をする社長さんもいます。

 

中には、キレキレ過ぎて
とても真似ができないような
プロ経営者の方もいます。

 

そんな経営者のお一人

カインズの高家社長様
のお話をしたいと思います。

 

カインズは、
ホームセンターの「カインズ」
ショッピングセンターの「ベイシア」
ワーキングウェアの「ワークマン」

 

店舗数は200店舗を越え、
売上は4000億円を超えています。

 

お話を伺うと、
30年間売上を上げ続けている
そうです。

 

30年間一度も売上を落とさずに
伸ばし続けている…

 

すごいことです。

 

どうしてそんなことができるのか?

 

それは
強烈な反省をして
改革を続けることだそうです。

 

では、改革をする時に
何が大切なのか?

 

高家社長の頭の中には
順番があるそうです。

 

①資金
②損益
③組織
④市場
⑤戦略
⑥ステークホルダー

 

意外だったのは
改革をするにあたって
「戦略」よりも「組織」が前だと
いうことです。

 

私が組織のコンサルに入る時に
社長さんはどんな「戦略」をやろうと
しているのか?
をお聞きします。

 

そして、
その「戦略」に、どうやって、
「組織」をフィットさせるのか?
という視点で組織作りを考えます。

 

つまり、
「戦略」→「組織」の順番です。

 

しかし、
高家社長は、
「組織」→「戦略」の順番で考える
というのです。

 

どうしてこの順番で考えるのか?
不思議に思いました。

 

しかし、お話を聞いていて
分かってきました。

 

高家社長は、組織をみる時に
こんな視点で見ているだそうです。

『この組織は何で動いているのか?』

 

では、
組織を動かしているものは何か?

 

それは・・・

①恐怖心

②金銭的なインセンティブ

③数字にもとづく論理

④共感、信頼

だと言います。

 

恐怖心や金銭的インセンティブ
を使えば、安易に、
組織を動かすことができます。

 

しかし、それだと
言われたことしかないので、
すぐに組織の成長は止まります。

 

逆に、
数字で説明したり、
共感や信頼で動いてもらうのは
大変です。

 

しかし、いったん動き出せば
あとは、組織が勝手に動き出します。

 

そう考えると、
組織の状態によって、
戦略の打ち手が変わります。

 

以前のブログに
「人はできることしかできない」
と書きましま。

 

それは「組織」も一緒です。

 

つまり、
「組織もできることしかできない」
のです。

 

だから、
私がコンサルをする時は、
社長の「戦略」を聞いてから、
現実性の高い目標を立て直してもらったり
組織の変化のスピードを落として
もらったりしています。

 

つまり、
社長が一人で突っ走ってしまうところを
私がサポートしている感じです。

 

しかし、高家社長は、
「組織」のことも分かっているので、
一人で考えて「組織」を変えて、
「戦略」を実行できてしまうのです。

 

私が言うのも何ですが、
やはり、「プロの経営者」は違う!
と思いました。

 

でも、思いました。

 

世の中の経営者の方が、
もっと組織のことを理解したら、
もっとたくさんの「いい会社」が
できるかもしれない。

 

そのために、
自分にできることは何か?

 

経営者の方に
チームビルディングをお伝えする場を
作ることだと思います。

 

ここのところ、
その想いが強くなってきました。

 

決めました!

 

2019年10月から、
とりあえず、試験的にでも、
チームビルディングマネジメント塾を
始めたいと思います。

 

近々、お知らせできるようにします!

 

言ったらあとはやるだけです!

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

8月のセミナーの日程が決まりました!

 

言い方を変えるだけで、
社内の「人間関係」が改善し、
社員が誰一人辞めなくなる
『ロボット型』組織づくりセミナー

いつもブログでお伝えしている
「効き脳」診断をしてゲームをしながら、
人と人がすれ違うメカニズムを
参加者の皆さんと一緒に学びます!

2019年8月23日(金)です。

場所は、新橋

時間は、14時半から17時半です。

詳しくはコチラ

2019年8月23日にセミナーを開催します!

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