なぜ、質問がチームを変えるのか?

昨日は、
チームビルディングの読書会でした。

 

コンサルティングに役立つ本を読んで
メンバーが師匠の石見さんに
質問をするというものです。

 

昨日の教材は・・・・

 

「アクションラーニング入門」

https://ux.nu/W7RiZ

 

文字通り、
アクションラーニングについて
学びました。

 

そもそも、
アクションラーニングとは何か?
というと・・・

 

チーム(4~8人)で
現実の問題解決に取り組みながら
リーダー育成や組織開発を
行なう問題解決手法です。

 

やることはシンプルです。

 

チームになって、
それぞれが抱えている問題について
お互いに質問をすることで
やること(アクション)を決めて、
問題解決に向けて行動する・・・

 

チームビルディングを学ぶ前は、
こんなの簡単だ!と思っていました。

 

しかし、
チームビルディングを学ぶように
なって、これをやる大変さが
分かってきました。

 

一体、大変なのか?というと・・・

 

人は自分のことが分からない
ということです。

 

周りが見ている「自分」と
自分が考えている「自分」は
違うのです。

 

だから、
「今、抱えている問題は何ですか?」
と質問されて、答えたとしても、
それが本当の問題は限らない
ということです。

 

では、どうしたら、
本当の問題にたどり着けるのか?

 

それは「質問の力」です。

 

「質問」なんて簡単では?
と思われるかもしれません。

 

しかし、
この本に書いてあったのですが・・・

 

1986年1月28日
スペースシャトル「チャレンジャー」が
打ち上げ74秒後に爆発をして
7名の命が奪われました。

 

その原因は・・・

 

疑念を感じながらも
関係者が質問をしなかったことだ
と言われています。

 

どういうことか?というと・・・

 

自分の質問がすでに検討されていて
質問することが愚かだ思われはしないか?

 

質問をすることが
連帯意識に欠けるとの「烙印」を
押されるのではないだろうか?

 

そういう恐れが、質問をすることを
躊躇させてしまいました。

 

結果、その疑念が現実のものとなって
7人の命を奪いました。

 

そのくらい「質問」って難しいのです。

 

しかし、
それだけに「質問」には、
チームを変える力があります。

 

では、どうすれば、
「質問」ができるようになるのか?

 

人と人は違うということを
メンバーが理解していることが
大事だと思うのです。

 

つまり、
どんな「質問」にも
価値があると思えることです。

 

他人の「質問」を聞いて、
「なんでこんなくだらないことを
聞くんだろう?」
なんと思っていると、
その気持ちが相手に伝わります。

 

その結果、
「質問」ができなくなる・・・

 

しかし、人人は違うので、
自分が思っている意図と違う意味で
質問をしているかもしれません。

 

いったん、質問の判断を保留して
「質問」を受け入れる必要があります。

 

また、それと同時に
「質問」の質を上げる必要があります。

 

表面的な「質問」や
思い込みの激しい「質問」をしていると
いつまでも本質にたどりつけないからです。

 

チーム内でそんな「質問」をしていると
強固で結束力の強いチームになっていきます。

 

なぜなら、「質問」をされると、
その「質問」をした人の見方が変わるからです。

 

人から「質問」をされた時に、
よい質問をされると、
「この人、わかっているなぁ~」とか
「この人、私のことを見てるなぁ~」とか
思うことはありませんか?

 

つまり、
「質問」のやり取りを通じて
お互いの見方が変わって、
人間関係がよくなり、問題解決を通して、
より信頼し合えるようになります。

 

これが、「質問」によって
チームが変わるメカニズムです。

 

となった時に
チームを変えるポイントは2つあります。

 

①人と人は違うということを理解すること

 

②質の良い「質問」をすること

 

この2つです。

 

実は、私がやっている
チームビルディングコンサルティングは

「効き脳」診断をして
①人と人は違うということを
理解していただき、

「コーチング」を学んでいただき
②質の良い「質問」ができるように

なってもらうことを目指しています。

 

チームビルディングの師匠である
石見さんから教わった
チームビルディングコンサルティングは
本当に良くできていると思います。

 

そんなチームビルディングの師匠である
石見さんが、電子書籍を出版されました。

 

<タイトル>
チームビルディングの教科書
”奇跡の成長”を起こす会社の作り方

https://amzn.to/2T71Yjb

この電子書籍は
中小企業の経営者に
【成果を出せる組織】ってどう作るのか?
という事についてどのように考えて
どのように外部の専門家と関わりながら
成果を出す組織を作るのかを
解説した本になります。

 

この本は私が10年来実践している
チームビルディングコンサルティング
の一端を触れて頂ける内容にもなっています。

 

私のネタ元です。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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