子どもの歯磨きは戦い

先日、お客様のところで
フィードバックについての研修をしました。

 

人を育てる時に
フィードバックは大切です。

 

上司が
フィードバックができるように
なると部下が育ちます。

 

そこで、管理職の皆さんに
フィードバックをお伝えするのですが
これが結構、難しいのです。

 

フィードバックは
見たままを返すことを言います。

 

フィードバックの元々の意味は
大砲で「的」に当てる技術のことです。

 

大砲はライフルのように
狙って撃つことができません。

 

撃ってみて
「的」と「着弾点」が
どれだけ離れているか?
を観測し修正して打ちます。

 

「的」と「着弾点」のギャップ
を伝えるのがフィードバックです。

 

目指している状態(「的」)と
現在、やっていること(「着弾点」)
のギャップに気付くと
人は埋めようとします。

 

ギャップが埋まるということは
目指している状態に近づく
ということなので、
それだけ成長しているという
ことです。

 

だから、人を育てる時に
ギャップを伝えるだけでいいのです。

 

そんなことを言うと、
本当にそんなことで効果があるの?
と言われます。

 

そこで、
こんな動画を見ていただく
ことにしています。

 

子供の歯磨きの動画

https://clinica.lion.co.jp/hahahapark/douga/egao/

 

LIONが作った動画です。

 

親にとって、
子どもの歯磨きは戦いです。

 

子どもは歯磨きがキライです。

 

歯磨きを嫌がる子どもを
親は必死で歯磨きをさせようとします。

 

その結果、子どもを怒ってしまい、
子どもはますます歯磨きがキライになる。

 

そんな親に歯磨きを楽しんで欲しい!
というメッセージです。

 

子ども歯磨きをさせようとしている
自分の姿をみて、親は気付きます。

 

怖い顔をして歯磨きをしている

 

これがフィードバックです。

 

これじゃ子どもも
歯磨きが嫌いになるのも
無理がないかも・・・

 

そこで、
LIONは提案します。

 

子どもに歯磨きを
してもらって下さい。

 

あーこうやってやれば、
歯磨きが楽しくなるんだ!
ということに気づきます。

 

これが、もし、旦那さんが、
「子どもが怖がっているんだから
もう少し優しくやってあげたら?」
なんてアドバイスをしたら大変です。

 

「あなたもやってみなさいよ!」
と怒り出して喧嘩になるに違いありません。

 

そう考えると
本人が一生懸命にやっている時は
アドバイスよりも
フィードバックの方が有効だと
思うんですよね!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとございます。

 

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