できないのではなく時間がかかるだけの話です。

社長さんとお話をしていると
「うちの社員、できないんですよ!」
という話がよく出てきます。

 

社長さんは、
できる方が多いので、
自分に比べてできないと
思ってしまうのは
仕方がないと思います。

 

しかし、私から見ると
この会社の社員さんは、
能力も高く、仕事に対する意識も
しっかりしているように思います。

 

社長さんにそのことを
お伝えすると
「そうなんですけど・・・」
となんとも不満そうです。

 

そこで、お話を聞いてみると
あれもまだできない・・・
これもまだできない・・・
それもまだできない・・・

 

なんか、バラバラと
できないことが出てきました。

 

たしかに、
社長から見ると、
できないことが目につくのだと
思います。

 

そもそも、
仕事を覚えるということは
1つ1つ覚えていかないと
いけません。

 

時間がかかると思います。

 

ただ、大事なのは、
「つながり」だと思うのです。

 

仕事ってバラバラに
存在しているように見えますが
それぞれがつながっています。

 

あれができるようになれば、
これもできるようになり、
それもできるようになります。

 

例えば、
商品の説明が
できるようになれば、

 

問い合わせの電話に
出られるようになり、

 

お客様のところに訪問も
行けるようになる
みたいな話です。

 

社長さんにしてみれば、
まだお客様のところに訪問
も行けてないの?
と思うかもしれません。

 

しかし、
商品の説明はできるように
なっているかもしれません。

 

問い合わせの電話に出られる
ようになっているかも
しれません。

 

つまり、成長を刻んでいくと
成長を実感できるようになります。

 

これは何か?というと
「成長目標」です。

 

最終的にこうなって欲しい
という最終目標はあると思います。

 

しかし、
いきなりそこにいくことは
ありません。

 

そこにたどるプロセスがあります。

 

それが「成長目標」です。

 

1が月後に
あれができるようになって

 

3ヶ月後に
これもできるようになって

 

半年後に
それもできるようになる。

 

ポイントはつながりです。

 

そして、
それがつながった先に
最終的にどんな人に
どんな人になってもらいたいのか?

 

そんな人が育ったら、
会社がどんな風になっていて、
将来、会社はこんな風になる!

 

つまり、ビジョンです。

 

このようになると、
自分の成長と会社の成長の
つながりがイメージできます。

 

これが、
社員にとっては大事だと
思うのです。

 

社長さんにしてみると
当たり前すぎるのもしれませんが
それが伝わっていないのです。

 

先が見えないのに
あれもできない、
これもできない、
あれもできないと
言われたらやる気にならないと
思うんですよね!

 

社員に対して、
できないと思っているのであれば、
「成長目標」を立ててみると
よいと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとございます。

 

チームビルディングのやり方を本にしました!

 

人の成長と会社の成功を導くチームビルディング②
社員の動かない理由を理解すると組織は動き出す

『チームビルディング』を活用した
組織の作り方を1冊の本にまとめました。

人と人は違います。

違う人たちをどのようにチームにするのか?

私がコンサルティング先でお伝えしている
内容をそのまま本にしました。

ご興味のある方は、是非、読んでみて下さい。

2019年7月5日 2冊目の電子書籍が発売になりました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です