象徴として生きていくということ

昨日、「即位礼正殿の儀」
が行われました。

 

内外ともに天皇陛下に
即位されたことを宣言されました。

 

国民の象徴として生きていく

 

それは私をなくし
国民のために生きていくことを
意味しています。

 

それは、
天皇陛下のお言葉を読むと
よく分かります。

 

上皇陛下が三十年以上にわたる御在位の間、常に国民の幸せと世界の平和を願われ、いかなる時も国民と苦楽を共にされながら、その御心(みこころ)を御自身のお姿でお示しになってきたことに、改めて深く思いを致し、ここに、国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います。

 

国民の幸せと世界の平和へ
の想いを自身の姿で示す

 

天皇陛下がいらっしゃるだけで
国民が幸せを感じる・・・

 

それが「象徴」としての
天皇陛下だと思います。

 

まさに「リーダー」です。

 

「リーダー」の語源は
インド・ヨーロッパ語の”Leith” です。

 

「出発する」
「出発点(敷居)を超える」
「死ぬ」
という意味だそうです。

 

つまり、
「リーダー」の役割は
『未来(未知)の成果に出発すること』
『知っている世界から
知らない世界へ渡ること』
です。

 

どんなに災害で
苦しいことがあっても
どんなに絶望的な事件が起こっても
国民の幸せを信じて祈る

 

そんな天皇陛下のお姿を
拝見することで
国民が幸せだと感じる。

 

天皇陛下がリーダーで
国民がフォロワーです。

 

それが「象徴」という意味
だと思います。

 

いったい、どうすれば、
そんな存在になれるのでしょうか?

 

それは「一貫性」です。

 

どんな時でも
国民の幸せを信じて祈っている
という「一貫性」です。

 

実は、今でも
皇居内にある神殿(宮中三殿)で、
年間約20件の祭儀が行われています。

 

宮中祭祀
http://www.kunaicho.go.jp/about/gokomu/kyuchu/saishi/saishi.html

 

これらの祭儀は、
国民の幸せを祈るために
2000年以上の昔から
大切に受け継がれて来ています。

 

2000年の「一貫性」

 

その「一貫性」を
引き継いでいく・・・

 

天皇陛下も受け継いで
いかれることだと思います。

 

しかし、
「一貫性」ほど
難しいものはありません。

 

世の中は常に変わります。

 

同じことを続けていれば
良いわけではありませんし、
同じことを続けることが
できる訳でもありません。

 

昭和天皇は戦争がありました。

 

上皇陛下は災害がありました。

 

それでも、
昭和天皇は戦争で焼け野原になった
全国各地をまわられました。

 

上皇陛下は被災した各地を
まわられました。

 

天皇陛下もこれからの時代に合わせて
この「一貫性」を行動で示すことに
なると思います。

 

説明するわけでもなく、
権力を行使するわけでもなく
ただ、自らの行動のみで示していく・・・

 

相手を変えることなく、
自分の行動だけで
結果として影響力を及ぼしていく

 

究極のリーダーの姿だと
思います。

 

象徴として生きていく

 

その覚悟に
あらためて尊敬の念をいただきました。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます!

 

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