結局、器の問題なんですよね!

昨日は、
以前、所属していた
コンサルタント会社の忘年会に
ご招待いただきました。

 

自分が所属していた会社に
ゲストとして参加するのは
変な感じがします。

 

会社を辞めたのに、
こうして呼んでいただけることが
ありがたいです。

 

久しぶりに
組織を見たときに、
若いスタッフが増えていて
ビックリしました。

 

私が辞めた2年前は、
おじさん、おばさんばかり(笑)
だったのに、
いつの間にか、20代、30代の
スタッフが増えていました。

 

中には自分の娘と同じ
大学1年生のインターンもいました。

 

当たり前の話ですが、
会社は社長とともに歳を取ります。

 

ほとんどの場合は、
会社の幹部は社長と同年代なので、
社長とともに歳をとって
平均年齢が上がります。

 

若ければよいというわけでは
ありませんが、
「適者生存」という言葉があるように
時代に合った会社が残っていきます。

 

時代に合わせる意味でも
若い人が会社の中心になっていくことが
会社が存続する上で
大事なことだと思います。

 

そういう意味では、
私が辞めて良かったのだと思います。

 

私はこの会社に13年間も在籍して、
上から数えて3番目ぐらいの
ベテランだったので、
いい意味でも悪い意味でも、
存在感がありました。

 

若い世代を育てるためにも、
なるべく口を出さないように
していましたが、
やりずらかったと思います。

 

それが、私が辞めたことで、
伸び伸びやれるようになった
と思います。

 

2年経った今だから言うのですが、
私が辞めた時、
お客様を後輩に引き継いだのですが、
私がいなくなったら、
私のお客様は契約を解除するだろうなぁ
ぐらい思っていました。

 

そのくらい自信もあったし、
お客様に役立っている自負もありました。

 

しかし、それは、
私の思い上がりでした・・・

 

昨日、後輩から話を聞いたら、
お客様に信頼をいただきながら
ちゃんとサポートしてくれていました。

 

本人は悩んだ時期もあったようですが
それでも、見事に乗り切って、
今はお客様から絶大な信頼を
得ているようです。

 

ずいぶんと
無茶をさせてしまいましたが、
成長したのだと思います。

 

理屈的には、
ちゃんとできるようになってから
引き継ぐべきです。

 

しかし、
この「ちゃんとできる」が曲者で
結局、私のやり方は後輩にはできません。

 

後輩ができるようになるのは
彼なりのやり方でできるように
なるしかないのです。

 

そういう意味では
実際には、任せないと
できるようにならないのです。

 

だから、
上司が自分の仕事を手放すことが、
部下を育ていることになるのです。

 

本当におかしな話です。

 

在職中は、代表から
やったこともない仕事を押し付けられて、
やさぐれた時もありました。

 

「やらなきゃわかんねーだろ!」
と何度も言われました。

 

その度に反発してました。

 

それが今になって分かるんですね!

 

人って、その渦中にいると
分からないのです。

 

部下を信じて手放す・・・

 

おそらく、
私自身がそういう育て方をして
もらったのだと思います。

 

私は、辞めるタイミングまで
手放せませんでした。

 

後輩の成長を願いながら、
後輩の成長を邪魔していたかも
しれません。

 

結局、
上司の器の問題なんだと思います。

 

そういう意味では、
師匠には勝てる気がしません(笑)

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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