
「社員にとってこんなにありがたいことはありません。」
株式会社基陽 代表取締役 藤田尊子
3年前に労務トラブルが発生し、その時に信頼している方にご紹介をいただきました。
ちょうど、会社を引き継いだばかりで、どのように解決してよいか、わからなかったので、大変助かりました。
また、その際の瀧田さんのご対応は、会社サイドからの視点だけでなく、双方どのように収まるか、納得行くように高い視点から考えて頂いたところも多々あるように感じました。人として信頼のおける方、という思いを抱いた事を覚えています。
実は、電話でやり取りをさせてもらっただけで、実際にお会いしたのは、労働基準監督署の対応が終わった後でした。
話をきちんと聞いてくれて、回答が明確でした。
何がゴールなのか?を、適切にアドバイスをいただけたので、すぐにお願いすることにしました。
実際にお会いした時は、やはり誠実でまっすぐなお人柄。安心できる方。という印象が強くありました。
まず、労務トラブルが起こった原因を教えてもらい、同じ問題が二度と起こらないように、体制を整えてもらいました。
毎月1回、訪問をしていただき、体制を整える中で、仕組みだけは不十分とのことで、社員面談をしてもらうようになりました。社員も社外の公平で信頼できる人に話を聞いてもらえて、社員にとってはこんなありがたいことはないと思います。
社会保険労務士さんでもあるので、法律にも詳しく、社員があいまいな知識で不安に思っていることをしっかりと説明をしてくだって本当に助かっています。チームビルディング的な考え方を導入していただき、業績も上がっています。さらに強固で円満な会社経営ができています。
また、アドバイスをいただいたおかげで、平成28年9月には、ワークライフバランス企業に認定され、同年10月には、ひょうご仕事と生活センターによる、多様な働き方や仕事と生活の両立に特に先導的に取り組んでいる企業を表彰する「平成27年度ひょうご仕事と生活の企業」として表彰して頂けることになりました。
社員ともども、毎月、来ていただくことを楽しみにしています。
「平成27年度ひょうご仕事と生活の企業」の詳細はこちらをご覧ください。
http://www.hyogo-wlb.jp/uploaded_files/pdf_1452733560.pdf
「私に代わって必要なことを伝えてくれるのがありがたい。」
三郷金属工業株式会社 代表取締役 児島貴仁
うちの会社が製造業で一社依存を続けてきましたが、外部環境の変化によって、複数の会社との取引に切り替えていかなければならず、組織の体質を変えなければなりませんでした。
そんな中で労務的な問題が起きるだろうと見越して指南役を探していた。そんな中、信頼できる方からご紹介をいただきました。
お話をしていく中で、同じ三代目であって、いろいろな経験もされており、共感するところも多く、力になっていただけると確信しました。
月1回訪問していただき、組織活性化委員会に参加をいただいています。
組織活性化委員会では、①守口門真の輝ける希望の星となる為に社員が力を発揮できる環境づくりを実現するため、②会社の将来を信じ日々安心して働ける職場をつくるため、③「教え合う」「助け合う」「認め合う」職場環境をつくるためという3つの目的を達成するために、労務管理の仕組みづくりをお手伝いいただいています。
社長として情報発信をしていても社員には伝わりにくいところがあります。そこを、私に代わって必要なことを伝えてくれるのがありがたいですね!
今年(平成29年)からは、組織活性化プロジェクトとして、チームビルディングを導入していただいています。
我々はものづくりの専門家として、技術や知識はあるのですが、コミュニケーションが苦手な社員が多いように思います。計画を立てても、計画通りに実行できないのは、コミュニケーションの問題だと思います。チームビルディングによって、社員間の関係性の質を向上していただけると大いに期待しています。
組織活性化プロジェクトについてブログに紹介いただきました。
http://www.laser-factory.jp/sango_blog/laser_beam/2016/12/lop-1.html

『早く行きたければ、一人で行けばよい。より遠くに行きたければ、みんなで行けばよい』
私が好きなアフリカのことわざです。
私はかつて祖父の会社の会社で、一人で突っ走って、会社を去ることになりました。
そして、会社はなくなりました。
親と子が一緒に成長するように、経営者もまた社員と一緒に成長するものだと思います。
うまく行っている会社をみると必ず、経営者と社員がともに成長しています。
「社員あっての会社 会社あっての社員」
会社を失って、初めて気付きました。
経営者一人が成長しても、会社はうまく行きません。
社員と一緒に成長することで、はじめて会社は成長するのです。
人を変えることはできません。しかし、自分で変わろうと思えば変わることができます。
謙虚な経営者の方ほど、こんな自分でもできたのだから、社員もできるだろうと思って、社員さんに自分のやり方を押し付けようとします。
しかし、人と人は違うので、そのやり方が必ずうまく行くとは限りません。
大切なことは、やり方を教えるのではなく、やろうと思わせることです。
そのためには、社員さんに自分が変わろうと思える環境をつくることです。
変われる人から変わっていきます。変われる人から変わっていけば、変わらなかった人は変わらざるを得なくなります。
私の経験上、変わるか、変わることを受け入れられずに会社を辞めていくかのいずれかです。
人を変えようとする必要はありません。人は変わると信じるだけです。
小さい組織が大きい組織に勝つことほど痛快なことはありません。
まともに戦えば、中小企業は大企業には勝てません。
しかし、世の中には中小企業なのに大企業を上回る成果を上げている会社があります。
そのような会社は、中小企業ならではの「つよみ」を活かしています。
中小企業ならではの「つよみ」とは、人間関係の質です。
社員を家族のように大切しているからこそ、ここぞというとき、社員は力を発揮してくれます。
こんな方には向いていません!
社員を思い通りに動かそうと思っている経営者の方
しかし、人には心があります。人はやらされていると感じた瞬間にやる気を失います。
今いるメンバーで3倍の利益を出すためには、自分で決めて自分でやる環境をつくることが必要です。社員のやりたいようにやってもらうことがすべての始まりです。
うまくいかない原因を問題社員に求める経営者の方
問題社員は確かに存在しています。
しかし、最初から問題社員だった社員はごくわずかです。
私の経験上、思い込みや誤解によって、不当な扱いを受けたと思い込んで、心が離れ、問題を起こすことが圧倒的に多いです。
もし、会社で問題が1度しか起こっていないのであれば、それは社員の問題かもしれません。しかし、何度も問題が起こっているのだとしたら、それは会社が抱えているパターンなのかもしれません。
私に全てを任せようとしている方
私がいなくても、組織がうまく回るためには、どうしたらよいのか?をお伝えするのが、私に与えられた役割だと思っています。