皆の前だと意見を言わない

先日、お客様の社長さんから
こんな相談をいただきました。

 

1対1の面談だと
思ったことを言ってくれるのに、
皆の前だと言わないのは
どうしてなんでしょうか?

 

これも良くある相談で、
会議をする時もみんな黙ってしまって
会議が進まないということが
よくあります。

 

こういうときに
心理的安全性がないからだ!
みたない話になります。

 

なんでも言い合える仲になるには
どうしたらいいですか?
みたいな・・・

 

では、心理的安全性って
どう作ればよいのでしょうか?

 

実はこれもSSR理論で
説明ができます。

 

SR理論とは、
Strength(人材力)、
Structure(組織力)、
Relation(関係力)
頭文字の略です。

 

この3つを掛け合わせて
成果を出すマネジメントです。

 

心理的安全性は
Relation(関係力)です。

 

Relation(関係力)を上げようとしたら
その1つ前のStructure(組織力)を
上げる必要があります。

 

どういうことか?というと、
なんでも思ったことが言えるということは
何を言っても否定されないし
馬鹿にされないというルールが
あることが前提になります。

 

ルールはある状態を保つための
「決まり」であり、
その「決まり」があるから、
その状態が保たれます。

 

そういうのを
Structure(組織力)と言います。

 

そういうStructure(組織力)が
しっかりしていないから、
安心して言いたいことが言えないのです。

 

信頼関係がある間柄なら
1対1で
安心して言いたいことが言えます。

 

では、なぜ、1対多だと
Structure(組織力)が弱いのか?

 

それは、Strength(人材力)が
バラバラだからです。

 

人と人は違うということです。

 

人は前提の上に生きています。

 

その前提が違うので、
人によって当たり前が違います。

 

これくらい当然だよね!という
前提が違うのです。

 

違う人同士が、
前提を揃えないまま話し合うと
Structure(組織力)
つまり、ルールがないに等しくなります。

 

だから、
Strength(人材力)のレベルから
揃えていかないと、
Structure(組織力)が揃いません。

 

何を言っているのか?というと
上司がルールを決めて伝えても
揃わなくて、
ルール作りからメンバーで始めないと
揃わないということです。

 

だから、会議で、
何でも思ったことを言いましょう!
と言って始めたところで、
そうならないのです。

 

何でも思ったことを言える会議に
したいんだけど、
どんなルールがあったらいいかな?
というところから
始める必要があるということです。

 

こういうことも
SSR理論が分かっていると
解決できる問題と思っています。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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