昨日は、お客様の会社の
経営計画発表会に参加してきました。
1年前からOKRを導入して、
この1年間、OKRの運用をしてきました。
成果としては、
詳しくは書けませんが、
大幅赤字だったものが、
今期、黒字にV字回復しました。
みなさん、本当に頑張りました!
OKRとは、
目標管理の手法の1つで
Objectives and Key Resultsの略称で
「目標」と「主要な結果」のことです。
O(目標)というのは、
「目的と目標が達成された状態」のこと
KR(主要な結果)というのは、
「どうなっていたら目標が達成している
と言えるのか?という状態(基準)」のこと
会社のO(目標)を達成するために
各部署がどうなっていればよいのか?(KR)
を社員の皆さんに考えてもらって
実行してもらいます。
この会社さんでは、
以前、リーダーの面談をした時に
会社が何をしようとしているのか?
分かりません!
なんて声が上がっていました。
それが、今年は、
社長が示した来期の目標(O)について
それぞれ部署のリーダーが、
各部署がどうなっていればよいのか?(KR)
を言語化して発表してくれました。
その後、各部署に分かれて、
どうなっていればよいのか?(KR)
について、話し合って、
それぞれが目指す目標について
決めることができていました。
会社の目標(O)が達成しないのは、
それぞれの部署が、
そして、その部署のメンバーが
何をしたらよいのか?まで
落とし込まれていないからです。
何のためにそれをするのか?
それが達成したら自分達の何が実現するのか?
イメージできるまで話し合うことが大事です。
そのため、発表の時間はわずかで、
ほとんどは、メンバーで話し合ってもらう
時間にしました。
今までは、会社が一方的に
目標を伝えられるだけだったので、
あまり頭に残らなかったが、
自分達で話し合って、
こうしたいと思うことを目標にできたので、
今期はこれをやるんだ!ということが
頭に残りました
という感想をいただきました。
前回のブログにも書きましたが、
Strength(人材力)を活かした
目標設定をすることが大事なのです。
『なぜ、目標が他人事になるのか?』
目標を決めるという場合、
どうしても上から目標が降りて来ます。
それをそのまま目標とするのではなく
下からも自分達がやりたいことを上げてもらい
それぞれが重なるように話し合うことで
自分達の目標として機能します。
そのポイントは、
KR(主要な結果)というのを、
「どうなっていたら目標が達成している
と言えるのか?という状態(基準)」
にしているということです。
会社からは、
目指しているゴール(状態)だけを伝え、
何をすべき(TODO)は社員さんに
考えてもらうようになっています。
他人が決めたら他人事
自分で決めたら自分事
会社として
目的・目標を明確に示して、
自分達の目標を自分達で決めるから
会社が何をしたいのか?分からないなんて
言われなくなるのです。
結局、これもSSR理論のお話
ということです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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